【ドッグフード寄付】支援物資で殺処分から救える命があります。

ドッグフード寄付

「飼っていたペットが亡くなってしまってドッグフードが残ってしまった」「ドッグフードを買ったけど全然食べてくれない」など、残って使わなくなったドッグフードを寄付できるところがあるのを知っていますか?今回はドッグフードの寄付についてまとめてみました。「知っているけどどうしたらいいの?」「どんなものを寄付できるの?」という人も参考にしてください。

どうして支援が必要なの?

飼い主の無責任な行動や、やむを得ない事情などさまざまな理由でペットが捨てられています。また飼われているところから逃げてしまったなどの迷い犬などもいます。そういった犬や猫は保健所などに引き取られますが、その多くは殺処分されています。そんな犬や猫の命を救うために、団体や個人では保護する活動をしています。

しかし、全ての犬・猫を救うには費用もかかるため、救いたくても救いきれないのが現状なのです。またそういった団体は、行政などからの公的な援助を受けていないので、団体だけで資金を調達するのは難しく支援が必要なのです。

団体や施設で働かなくても、支援するという形で犬や猫を助けることができますよ。積極的に参加してみませんか?

ドッグフードの寄付を募集しているところ

寄付をしたいけど、どこにしたらいいかわからないという人も多いと思います。まずは下記のような団体に問い合わせをしてみましょう。

JCDL(ジャパン・ケイナイン・ディフェンス・リーグ)
ジャパン・ケイナイン・ディフェンス・リーグ
JCDLでは「捨て犬」や「飼い主がアルツハイマー病で面倒が見られない」などの犬を保護し、常時里親の募集をしています。また、飼うのは難しいけど預かるのは大丈夫という方や短期なら大丈夫という方などもお問合せください。

寄付は量が少ないドッグフードや開封したものでも受け付けています。寄付に前にお問合せしてください。

現在特に不足しているもの
  • ドライ・ウェットフード(犬・猫用)
  • 総合栄養食(犬・猫用)
  • 肝臓サポートフード(犬・猫用)
  • 尿路結石用PHコントロールフードV
  • ペットシート
  • 新聞紙

NPO法人犬と猫のためのライフボート
犬と猫のためのライフボート
犬と猫のためのライフボートは保健所などの行政機関で殺処分されるはずだった犬・猫を一時的に保護して里親を探す団体です。これまでに15,000頭を超える命を救いました。

ライフボートでは犬・猫が食べるフードなど物資の支援をお願いしています。寄付したものを無駄にしてしまわないように、支援物資のリストの確認をお願いします。

支援をお願いしている物資
  • 犬用総合栄養食(ドライフード)対象年齢、メーカー等は問いません。
  • 犬用ウェットフード(野菜入りは避けてください)
  • 新聞紙
  • 猫用トイレ砂
  • 猫用粉ミルク

日本ドッグホーム協会
日本ドッグホーム協会
日本ドッグホーム協会は飼い主の病気入院や老人福祉施設への入所など、やむを得ない事情で飼うことができなくなった高齢者のペットを、行政から依頼があった場合にのみ引き取っています。

日本ドッグホーム協会は行政からの支援を一切受けておらず、会費や寄付などで活動費をまかなっています。ご協力をお願いします。

不足支援物資
  • ドライフード(プレミアムドッグフード)各種
  • 燃やせるタイプの猫砂(紙、おからタイプではないもの)
  • 使い古しのバスタオル、タオルケット、シーツ

ドッグフードを被災地へ寄付(届ける)するには?

災害などで飼い主を失ったのか、首輪がついた犬がさまよっているのを報道で目にしたことがあり、胸が痛んだことがあります。飼い主さんと一緒に避難できたとしても、救援物資は人間のための物資で犬にまで行き届かないのが現状です。そんな犬たちのための物資も寄付できるのをご存知ですか?

公益財団法人日本動物愛護協会
日本動物愛護協会はさまざまな理由で行き場を失った動物たちに、新しい家族を見つけるために活動したり、広報誌を発行し自治体、学校、企業などで講演を行ったりしています。ペット災害対策推進協会と連携してもしもの災害に備えています。もちろん一般寄付も受け付けていますよ。

一般財団法人ペット災害対策推進会
本協会での支援物資の募集は行っておりませんので、支援物資をご希望の方は各地の動物救援本部に直接お問い合わせをお願いします。

最後に、ドッグフードの寄付(支援)についてまとめ

紹介した団体はほんの一部です。これ以外にもペットの保護施設はたくさんあるので、検索してみてくださいね。ドッグフードは毎日食べるものなので、ほとんどのところで不足しています。余っているドッグフードは、そういうところに役立ててみてください。

また、支援を求めているのはドッグフードだけではありません。粉ミルクやペットシートが不足していているところもあります。もちろん現金の受付もしています。詳しくは公式サイトで確認してください。

しかし、あなたの善意の気持ちを踏みにじるような、悪徳な団体も残念ながらあります。これは東日本大震災以降に増えてきているといいます。善意の気持ちを無駄にしないためにも、寄付する前にもう一度よく確かめましょう。