現在ドッグフードにもさまざまな種類があり、外国産のドッグフードも手軽に購入できるようになりました。でも「やっぱり国産が安心」「行ったこともない外国産なんて不安」と思っている人もきっと多いはずです。本当に国産は安心で外国産は不安なのでしょうか。
また、あなたはドッグフードを選ぶとき何を基準に選んでいますか?大切な愛犬が毎日食べるドッグフードは、安心なものを選びたいですよね。
そこで粗悪といわれるドッグフードとはどんなものか、その見極め方についても紹介しています。
お品書き♪
国産ドッグフードランキングBEST3
まずは、安心してワンちゃんに与えられる国産ドッグフードをランキング形式で見ていきます。
1位:「UMAKA-美味華-(うまか)」ヒューマングレードを超える品質
2位:「ナチュロル」毛並みやウンチの状態が改善!
3位:「馬肉自然づくり」
国産ドッグフードと外国産ドッグフードの大きな違い
国産と外国産には決定的に大きな違いがあります。それは「ドッグフードの規制」です。では国産と外国産は、どのような違いがあるのでしょうか。
日本の規制
日本の法律はペットを「物」として扱います。「物」が食べるものは食品ではなく「雑貨」に該当し、食品衛生法などの規制の対象にはなりません。合成保存料などの添加物は、規制のないドッグフードには表示する義務もなく、人間には使ってはいけない添加物も自由に使うことができました。恐ろしいですよね。
ところが、2007年3月アメリカで「中国産ペットフードメラミン混入事件」というのが起きました。中国産の小麦グルテンにメラミンが混入していて、多くのペットが死亡した大変ショッキングな事件は、記憶に残っている人も多いと思います。それを受けて、日本でもやっと2009年6月に「ペット安全法」が施行されたものの、まだまだ緩いもので規制と呼べるものではありません。
外国の規制
日本とは違い外国では、ペットも法律でしっかりと守られているところが多いです。ペットが食べるものは、ちゃんと人間と同じ「食品」として扱われていて規制の対象になり、添加物にも厳しい基準が設けられています
国産ドッグフードの特徴
国産のドッグフードはどのような特徴があるのでしょうか。
穀物が主原料になっているものが多い
原材料には配合の多い順に記載する決まりがあるので、もともと肉食の犬には最初に肉類が記載されているのが理想です。でも国産のドッグフードは、主原料に小麦やトウモロコシなどの穀物を使用しているものが多い印象があります。
添加物が多い
日本では昭和30年ころから経済成長に伴って、合成保存料や合成着色料などの添加物が使われるようになりました。それはドッグフードも例外ではありません。現在でも添加物を使用しているドッグフードは多数あります。
外国産ドッグフードの特徴
外国産のドッグフードはどのような特徴があるのでしょうか。
良質な食材
国産に比べて外国産は食材の品質がいいという印象があります。実際にヒューマングレードという、人間も食べられる品質の食材でつくられているドッグフードは多いです。原材料の品質まではわからないものですが、公式サイトなどではっきり明言していると安心できますよね。
グレインフリー(穀物不使用)
外国産はグレインフリーのものが主流になっています。特にアメリカのペットフードメラミン混入事件以降は、グルテンフリーのドッグフードが増えているといいます。
無添加
外国産のドッグフードは添加物に厳しい基準が設けられているので、無添加のものが多くあります。
国産ドッグフードの良い点、悪い点
前述した国産ドッグフードの特徴では悪い点が目立っていましたが、国産ドッグフードの良い点、悪い点をあげてみました。
良い点
国産の安心感
国産のものはドッグフードに限らず、私たちが暮らしている土地でつくられているという、「国産の安心感」があります。これは最大の強みですね。
安く買える
国産のドッグフードに多い穀物は、肉よりもコストが安くつきます。ドッグフードによっては安い穀物をかさ増しの目的で主原料にして、コストを下げているものもあります。特に激安なドッグフードには、穀物が主原料になっているものが多いです。
悪い点
穀物が多い
前述したように穀物が使われていることが多いです。なぜ穀物が悪い点なのかというと、本来肉食の犬は体の構造上穀物の消化が苦手といわれています。また、穀物はアレルギーの原因にもなります。特に小麦やトウモロコシは、グルテンを多く含みアレルゲンになりやすい食材なのです。
お肉の質が低い
国産のドッグフードは粗悪なものも多く、そのようなドッグフードには捨てられるような質の低い肉が使われます。原材料の「○○ミール」「○○エキス」「○○粉」という表記は、粗悪な肉の可能性があるといわれています。
添加物が多い
保存料や酸化防止剤、着色料、香料、甘味料などに添加物を使用する場合が多く、ソルビン酸カリウム、エトキシキン、BHA、BHT、赤色○号などさまざまなものが使われています。この中には犬に危険なものも含まれています。
外国産のデメリット
外国産ドッグフードの特徴では、外国産は良いドッグフードという印象ですが、外国産のデメリットはあるのでしょうか。
ほとんどがインターネット通販
店頭では売られていないため、ほとんどはネット通販が主な販売ルートになります。買い物のついでに購入することができないため、ネット環境がない人には入手しづらいといったデメリットがあります。
輸送時の品質管理
外国産は輸入ならではの問題で輸入に時間がかかるため、輸送時の品質管理を心配する声があります。確かに品質管理体制が不十分な輸入業者もありますが、それはほとんどが「並行輸入品」と呼ばれるもので、外国産のドッグフードを購入する場合は、正式なルートで輸入される「正規輸入品」を選ぶことをおすすめします。
粗悪な国産ドッグフードに注意
「国産」と聞くと安心安全なイメージがありますが、ことドッグフードに関しては残念ながらすべてが安全とはいえません。
現在、さまざまなドッグフードが店頭やネットで売られています。価格も高価なものから安価なものまでありますが、安価なものほど質の悪い材料で作られた、いわゆる粗悪なドッグフードといわれています。
安価なものは生産コストを抑えるために、人が口にできないような「4Dミート」と呼ばれる肉を使用しています。
【関連】与えては危険!ドッグフードに出てくる「4Dミート」ってどういう意味??
この中には一般の家畜だけではなく、犬・猫・ねずみなどの死体も含むといわれます。
国産ドッグフードの選び方
安全なドッグフードと粗悪なドッグフードを見極めるためには、原材料をしっかり見ることです。そして怪しいと思うものには手を出さないようにしましょう。
まず原材料は配合の多い順に書かれています。前に書かれているほど、配合の割合が多いということです。それを前提に気をつけて見てほしいことは3点です。
最初に肉や魚が記載されているか
動物性タンパク質がメインのドッグフードはバランスがいいといえます。
肉の種類がきちんと明記されているか
最初に肉が書かれていても、肉の種類がきちんと明記されていないと要注意です。中でも気をつけたいのが「ミール」という記載です。例えば「チキンミール」や「ミートミール」などです。これは4Dミートのことです。
添加物は入っていないか
添加物には保存料、防腐剤(酸化防止剤)、着色料などがあります。添加物が入っているドッグフードを食べ続けると、涙やけの原因になったり、アレルギーが発症したりします。代表的な添加物をあげてみました。
- 亜硝酸ナトリウム
- 保存料や、肉が黒ずむのを防ぐ赤色発色剤として使用されます。肉類に含まれるアミンと化学反応を起こし、ニトロソアミンという発がん性物質が生じるといわれます。
- ソルビン酸カリウム
- 保存料として使用されます。発がん性物質の危険性があります。
- エリソルビン酸ナトリウム
- 酸化防止剤に使用されます。突然変異や染色体異常を起こすといわれています。
- エトキシキン
- ビタミンEよりも抗酸化作用が優れていて安価なものです。日本では飼料の添加は認められていますが、人間の食品の添加は認められていません。
- 赤色○○号・青色○○号など
- 着色料として使用されます。カラフルなドッグフードには必ず着色料が使用されています。赤血球の数値が下がるなど、号数によっていろいろな症状がみられます。
- グリシリジン・アンモニエート
- 安全性が確認されていない人工甘味料で、人間への使用は認められていません。
- プロビレングリコール
- 半生フードの保湿作用や防腐剤などの目的で使用されます。過剰摂取するとアレルギーがでるなど、ワンちゃんに悪影響を及ぼします。
この添加物はほんの一部です。まだまだ危険な添加物はたくさんありますが、表示されている成分の中に、これらが入っているものはワンちゃんの体に入れないようにと、切に願います。
┗ドッグフードに入っている危険な添加物『これだけは食べたくないワン!』
国産の安心なドッグフード紹介
もちろん国産品の中にも安心安全なドッグフードはあります。その中から2つのおすすめドッグフードを紹介します。
この2つのドッグフードは前に紹介したような4Dミートや、添加物など一切使用していません。安心安全なドッグフードです。
犬猫自然食本舗
犬猫自然食本舗は、国産・無添加・完全自然食のドッグフード・キャットフード専門店です。
おすすめは「マザープラス」
最高級素材を厳選して使用した「総合栄養食」 当店NO,1人気のプレミアムドッグフードです。5つの味を用意しております。
5つの味詳細
ドッグフードの味 | 詳細 |
---|---|
チキン味幼犬用 | 成長期に必要なタンパク質とカルシウムを多く配合しました。 |
チキン味成犬用 | 成犬に必要な栄養をバランスよく摂れます。 |
チキン味シニア用 | シニア犬用にカロリーを少し低めに作りました。 |
ボーク味 | 豚肉にはビタミンB1が牛肉の約10倍含まれています。 |
マグロ味 | 肉アレルギーの子におすすめの他、痴呆症の予防にもなるといわれています。 |
ドッグフードマザープラス価格
1袋1kg | 価格 |
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販売価格 | 2,700 |
会員価格 | 2,565 |
定期購入 | 2,431 |
ドッグフードPERORI
人も食べることができる原材料を使用した、安心のドッグフードです。
ドッグフードPERORIは原材料すべてが天然素材100%のバランス栄養食です。
メインの原材料となる馬肉・鶏肉・すなぎもの肉類は全て国内にて食肉衛生検査工程を経た安心できる、鮮度の高い精肉を使用しております。 抗生物質・成長ホルモン剤等は一切使用せず育成されています。 また、肉副産物は一切使用しておりません。
おすすめPERORI
品名 | 価格(1kg) | ポイント |
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PERORI馬肉 | 1,350円 | お試しPRICEにてお届します。 |
PERORI鶏肉 | 1,836円 | 小型犬、食の細いワンちゃんにおすすめ! |
PERORI馬肉&鶏肉 | 5,184円(3kgセット) ※馬肉1kg×2袋、鶏肉1kg×1袋 |
ローテーションにおすすめ! |
PERORI野菜 | 1,728円 | シニア犬、手作り食の方におすすめ! |
国産ドッグフードまとめ
高価なものがすべて安全なドッグフードというわけではないですが、安価なものは、疑いの目で見るくらいの方がいいのかもしれません。
愛犬に危険なドッグフードを食べさせたくないと、飼い主さんなら誰もが思いますよね。ワンちゃんは食べ物を選べませんので、飼い主さんがしっかり見極めて国産ドッグフードを選んでほしいと思います。