ゴールデンレトリバーに最適なドッグフード!子犬へ与える量や専門フードを解説

大型犬なのにおとなしくて、とっても優しい印象のゴールデンレトリバー。そんなゴールデンレトリバーに適したドッグフードとはどんなドッグフードなのでしょうか。
悩みのあるゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフードも紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ゴールデンレトリバーってどんな犬種?

まずゴールデンレトリバーがどんな犬種なのかを見ていきましょう。

ゴールデンレトリバーの特徴
成犬の体重は25~35kgの大型犬です。大型犬の寿命は小型犬より短いといわれていて、平均寿命は10~12歳。長い被毛と、大きな体とは逆に優しい顔をしているのが特徴です。
頭がよく忠実で、盲導犬や介助犬、警察犬などでも多く活躍しています。

ゴールデンレトリバーの性格
優しそうな見た目通り、温厚で穏やかな性格の子が多いです。運動量が多く散歩が欠かせないので、あまり構ってあげられないという人には向きません。明るく人懐っこい性格で、お年寄りや子供とも仲良くできるでしょう。
しかし、大きいがゆえにしつけがしっかりできなければ、扱いに困ることもあります。

ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気

股関節形成不全 ゴールデンレトリバーをはじめ、大型犬によくみられる病気です。遺伝によることが多いですが、肥満から発症する場合もあります。
アレルギー、アトピー性皮膚炎 被毛が密に生えているためムレやすく、皮膚疾患を起こしやすいといわれています。
肥満症 ゴールデンレトリバーは肥満になりやすいといわれています。股関節形成不全の原因や、関節にも負担がかかるので肥満には注意が必要です。

ゴールデンレトリバーに最適なドッグフードとは?

ゴールデンレトリバーがどんな犬種かわかったところで、ゴールデンレトリバーにはどんなドッグフードが適しているのでしょうか。

良質なタンパク質
犬にとっての良質なタンパク質とは、肉や魚の動物性タンパク質です。タンパク質はゴールデンレトリバーの筋肉や骨、皮膚、被毛など犬の体をつくる大切な栄養素のひとつです。大きな体をつくるためには、豊富な動物性タンパク質が必要です。

関節サポート成分
大きな体を支えるため、関節には常に負担がかかっています。ゴールデンレトリバーには関節をサポートする成分が配合されているものが適しています。

グレインフリー(穀物不使用)
ゴールデンレトリバーは本来肉食の動物なので、小麦やトウモロコシなどの穀物の消化を苦手とします。消化できなった穀物の植物性タンパク質は、筋肉をつくれず筋肉量が減ってしまいます。
筋肉量が減ると余ったエネルギーは脂肪にかわり肥満につながります。肥満を予防するためにも、グレインフリーが求められます。

添加物不使用
保存料や酸化防止剤、着色料、香料といった添加物には、ゴールデンレトリバーに危険な合成添加物が使われることもあります。ドッグフードは無添加のものが好ましいです。

ゴールデンレトリバー 専用のドックフード

市販されているドッグフードの中には、ゴールデンレトリバー専用として売られているものもあります。どんなドッグフードなのでしょうか。

ロイヤルカナンゴールデンレトリバー専用
ロイヤルカナンゴールデンレトリバー
皮膚と被毛を健康に維持するために、DHA・EPAを独自のバランスで配合し、心臓の健康維持のためにタウリン、L-カルチニンを配合しています。また理想的な体重維持のためにカロリー量を調整しています。

評価
ロイヤルカナンには保存料にソルビン酸カリウム、酸化防止剤にはBHA・没食子酸プロピルなど犬に危険な添加物が含まれています。与える場合は注意が必要です。

ウェルケアレトリバー専用
ウェルケアレトリバー専用
体を支える関節の健康のために、グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲン、カゼイン・ホスホ・ペプチドを配合し、皮膚と被毛を健康に保つためにコラーゲン、DHA・EPAを配合しています。

評価
主原料は肉が使われていますが、ドッグフードには避けたい表記のチキンミール、動物性油脂があります。またコーングルテンフィード、小麦粉、コーングルテンミールなど、アレルギーになりやすい穀物がはいっています。

悩みのあるゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフード!

ゴールデンレトリバー特有の病気など、いろいろな悩みがある子も多いと思います。そんな悩み別におすすめのドッグフードを紹介します。

肥満、肥満気味なら『モグワンドッグフード』
モグワンドッグフード
ただでさえ重い体が、肥満になるとさらに重くなり関節に負担がかかったり、股関節形成不全の原因になったりといいことはありません。『モグワンドッグフード』は主原料にチキンとサーモンが使われ、高タンパクなのに低脂肪、低カロリーの無添加ドッグフードです。肥満になりやすい穀物も使用されておらず、サーモンに含まれるDHA・EPAが皮膚と被毛を健康に保ちます。

アレルギーに悩んでいるなら『アランズナチュラルドッグフードラム』
ナチュラルドッグフード
アランズナチュラルドッグフードラム』は主原料に高タンパク、低脂肪、低アレルゲンのラムを使用しています。アレルギーになりやすい食材を一切使わず、アレルギーの原因といわれる添加物も使用していません。また皮膚と被毛を健康に保つオメガ6脂肪酸と、皮膚の炎症を抑えるオメガ3脂肪酸が、特に多く配合されています。

関節が弱いなら『カナガンドッグフード』
ドッグフードカナガン
カナガン』は主原料に新鮮なチキンを50%以上使用して、祖たんぱく質は33%と高タンパクなので、関節周りの筋肉と骨をしっかりつくります。またグルコサミンとコンドロイチンが多く配合されているので、負担がかかる関節もサポートしてくれます。さらにグレインフリーと無添加で、肥満やアレルギーも予防してくれます。

ゴールデンレトリバーへのドッグフードの与え方

年齢によってドッグフードの与える回数が違ってきます。

子犬 胃腸がまだ未熟で体の割に食べる量が少なく、低血糖を起こすこともあります。1日の給与量を3~4回にわけて与えるようにしましょう。
成犬 一般的に1日の給与量を2回に分けて朝と晩に与えます。
高齢犬 高齢になると食欲も落ち、一度に多く食べられなくなります。様子を見ながら1日の給与量を2~3回にわけて与えましょう。

愛犬の食事(エサ)の時間や回数は大切?その子の年齢や性格などタイプ別に考慮して決めよう

ゴールデンレトリバーのドッグフードについてまとめ

上記でゴールデンレトリバーのかかりやすい病気を紹介しましたが、すべての子がかかるわけではありません。
同じゴールデンレトリバーでも痩せている子もいるでしょう。犬の状態によって特に必要な成分も違ってきます。「ゴールデンレトリバー専用」という同じドッグフードではなく、はその子に合ったものを選んでほしいと思います。