現在は海外産のドッグフードも、ネットで手軽に買うことができるようになりましたね。いろいろ選べるのは嬉しいですが、数が多すぎてどれがいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
今回はヤラーのドッグフードについて辛口に評価してみました。知っている人も知らない人も参考にしてみてください。
ドッグフードヤラーの特徴
ヤラーは原産国がオランダのドッグフードです。どんな特徴があるのでしょうか。
ラインナップ
グレインフリー、100%オーガニック、センシティブ(消化器系に優しい)、ベジタリアン、シニア、小型犬専用、パピーの7種類のドライフードをはじめ、ウェットフードも揃っています。
オーガニック認証
ヤラーはオランダ、スウェーデン、ノルウェーの3ヶ国で、加工前(原材料)と加工後(製品)両方を対象にオーガニック認証を受けています。
製造工場の公開
ヤラー工場では、鶏肉のくちばしや羽などが手作業で処理されているところなどを公開しています。ドッグフード業界では数少ないことだといいます。
ヤラーのコストパフォーマンス
ヤラーのコスパはどのようになっているのでしょうか。皆さんもご存知の有名なドッグフードと「ヤラー100%オーガニック」を比較してみました。
品名 | 1袋(kg) | 価格(円) | 1kg当たり(円) |
---|---|---|---|
ヤラー | 2 | 4,428 | 2,214 |
アイムス | 5 | 2,434 | 約486 |
ロイヤルカナン | 3 | 4,514 | 約1,504 |
ペディグリー | 10 | 3,475 | 約347 |
※価格は定価です(消費税込み)
100%オーガニックだけあって高級なのがおわかりいただけると思います。材料から見ると安いわけがありませんよね。
ドッグフードヤラーの原材料
気になる原材料を見ていきましょう。今回は「ヤラー100%オーガニック」を参考にしてみました。
トウモロコシ*、小麦*、鶏肉*、鶏内臓肉*、大豆外皮*、ひまわりの種皮*、鶏脂*、イースト、ビタミン類(VC、VB3、VB12、パントテン酸、塩化コリン、ビオチン、VA、VB2、VK、VB1、葉酸、VD3)ミネラル類(炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、硫酸コバルト、ヨウ化カリウム、亜セレン酸Na)酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ビタミンE)
*オーガニック認証済原材料
※ヤラー100%オーガニックドッグフード – ルシアンより引用
気になる材料には下線を引いています。ひとつずつ見ていきましょう。
トウモロコシ、小麦
このサイトでもよくいっているのですが、原材料は配合の多い順に記載するルールがあるので、トウモロコシと小麦が主原料になっているということです。ドッグフードは犬が一番必要とする、動物性タンパク質である肉類が主原料になっているものが理想です。高いお金を払っているのに、主原料が穀物というのはがっかりですね。
ドッグフードヤラーの口コミ
ではヤラーに対する実際の口コミを一部紹介します。購入を検討されている方は参考にしてみてください。
7才去勢済み、代謝が悪いタチなのか3センチ位の脂肪腫が2つもできてしまい手作りご飯に変えてオシッコをいっぱいするようになると半分の大きさまで小さくなってきました。でも、毎日毎回は無理な時があり、カリカリも気をつけてあげたいと思いこちらを勧められ購入。小型犬用は、シュナには小さすぎた様で飲み込むのでこちらにしました。食いつきも良いです。
10歳のパピヨンの子にふやかしてあげていますが本当に大好きで、ご飯の準備をしていると大喜びします。
ふやかすのと少しお水を足して水分をちゃんととらせるよう気を付けています。
安心のフードだと思っています。
ワンコも大満足しているようです。@^^@
うちのトイプー(オス3歳)もお気に入りで、なくなると毎回こちらで購入しています。
オーガニックなので安心して食べさせられます。
うーん、ウチの子はこれを食べると吐きます。良い商品でしょうが合わないのでしょうね。
レビューがよかったので購入しました。まずオーガニックでこんなににおいが臭いのは初めてで4匹中2匹は残します。
排便の状態も悪くなったので、いつものフードにもどしました。
ドッグフードヤラーの総合評価(まとめ)
ヤラーの口コミを見ると極端にわかれているのがわかります。安いドッグフードではないので、お試しに購入するのはちょっと気が引けますよね。
原材料から見ると、いくら素材がよくても主原料が穀物になっているのはおすすめできません。
特にトウモロコシ、小麦はアレルギーの面からも避けたい食材です。かといってグレインフリーの商品は高額すぎますね。それだけ高額ならもっといい商品が買えるのでは?と思ってしまいます。いずれにしても少し手の出しにくいフードです。