ドッグフードピナクルを徹底分析して評価してみました。

プレミアムドッグフードの中でも「高級」といわれるピナクルドッグフード。気になる評価はどのようなものなのでしょうか。原材料を徹底評価してみました。ピナクルが気になっているかた、また既に使っている方も参考にしてください。

ドッグフードピナクルの特徴

ピナクルは株式会社BIペットランドが販売する、原産国はアメリカ産のドッグフードです。ピナクルはどのような特徴があるのでしょうか。

頂点
ピナクル＝頂点を意味します。原材料にこだわり品質も頂点を目指しています。

アレルゲンフリー
「炭水化物」は、アレルギーの原因となるグルテンを多く含む小麦、米、大豆、トウモロコシなどは使わず、「タンパク質」はアレルギーの少ないチキン、マス、ダック、サーモン、ターキーの5種類から選べるようになっています。

「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」のうち「タンパク質」と「炭水化物」にこだわって、アレルゲンフリーを目指しています。

添加物不使用
ピナクルの酸化防止剤は天然成分を使用し、合成保存料や合成着色料は一切使っていません。

全年齢犬対応
ピナクルはライフステージ別に分けることなく、全年齢に対応しています。

ピナクルのコストパフォーマンス

ピナクルのコスパはどのようになっているのでしょうか。ホームセンターやスーパーなどでも売られている、皆さんご存知の有名なドッグフードと「ピナクル チキン＆スイートポテト全年齢犬用」比較してみました。

※価格は定価です（消費税込み）

材料にもこだわっているだけあって、価格は少し高めになっています。やはり高級ドッグフードですね。

ピナクルの原材料

それではピナクルの原材料を見ていきましょう。今回は「ピナクル チキン＆スイートポテト全年齢犬用」を参考にしました。

チキン、チキンミール、ひよこ豆、えんどう豆、えんどう豆粉、トマト繊維、鶏脂肪、さつまいも、亜麻仁、ナチュラルフレーバー、にんじん、パプリカ、セロリ、塩、塩化カリウム、オーガニックキノア、全卵、ビタミン（塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD3、ビオチン、葉酸）、ミネラル（硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、硫酸鉄、硫酸マンガン、アミノ酸マンガンキレート、硫酸銅、アミノ酸銅キレート、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム）、海草、ガーリック、パセリ、ほうれん草、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、納豆菌発酵抽出物、アスペルギルス・オリゼー発酵抽出物
※ピナクルを販売してる株式会社BIペットランドより抜粋

下線を引いたところは次に詳しく評価しています。ほかにも何点か気になるところがありました。

チキンミール
原材料の最初にチキンが記載されているのは評価できますが、次のチキンミールが気になります。肉の原材料の表記で「○○ミール」「○○エキス」「○○パウダー」は、避けたい材料のひとつです。公式サイトでも「副産物は使用していません」などの記述はありませので、そこに不安が残ります。

塩
犬は人間のように汗をかかないので、汗と一緒に塩分が流れてしまうことがありません。一般的に材料に含まれる塩分だけで十分なので、ドッグフードに塩が使用されることはあまりありません。塩分は取り過ぎると、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。

合成添加物不使用
犬に危険なソルビン酸カリウムなどの合成保存料や、BHAやBHTなどの酸化防止剤を一切使わず、酸化防止剤にはビタミンEやローズマリーエキスなどの天然成分を使用しているのはとても評価できます。

品質の記載がない
原材料の品質に関して「頂点の品質」と記載されているだけで、具体的な記述がどこにもありませんでした。できれば「ヒューマングレード（人間も食べられる品質）」と明記されているほうが安心できます。

ドッグフードピナクルの総合評価（まとめ）

ピナクルは「炭水化物」「タンパク質」にこだわってグレインフリー（穀物不使用）や、肉（魚）を5種類から選べるなどアレルギーに配慮したドッグフードです。アレルギーに悩まされている子にはぴったりなのではないでしょうか。

ただ、いいドッグフードなだけに品質に関しての記述がないのが残念です。チキンミールが使われていますが、もちろんチキンミール全部が粗悪なものといわれるわけではありません。ヒューマングレードなのであればそう明記ができるはずです。ですから記載がないというところで不安が残ります。愛犬には100％安全なドッグフードを与えたいですね。