愛犬にとってのドッグフードの美味しさとは?無添加の美味しいドッグフードを与えましょう!

ドッグフード美味しい

「味良し、香り良し、あと味良し」。人間が食事を褒めるときには、こんな言い方をします。つまり、この3つが「美味しいごはん」の大きなポイントということです。ワンちゃんの場合はどうでしょう?どんなドッグフードを美味しく感じて、喜んで食べるのでしょうか?その秘密は意外なところにありました。

犬が美味しさを感じる3大要素とは

犬がおいしさを感じるポイントは、「味」と「におい」と「食感」です。人間は最初に「味」が来るのですが、犬の場合はちょっと違い、次の順番になります。

1. におい

愛犬にとって、何よりも良い香りのするドッグフードは魅力的です。ワンちゃんは、食べ物の好き嫌いをほとんどニオイで判断しているというほど。従って、手作りごはんなどを作るときは、味付けは必要ありません。肉汁のにおいだけで、食欲がそそられます。
また、鰹節、ごま、チーズなども香りが良く、愛犬が喜びます。ドッグフードの喰いつきが悪いときには、こういったにおいがいい食材をふりかけてあげると食べてくれます。

2. 食感

ワンちゃんは食感にも敏感で、ドライフードでも、ザラザラしていない滑らかなフードを好みます。滑らかな餌は、次の2つのポイントをクリアしているので、参考にしてください。

  • 原材料が細かく粉砕されているか
  • 脂肪の種類や割合が最適

手作りの場合は、リゾットやおじやなど、スープ状のフードを喜んで食べてくれます。ドッグフードも、お湯でふやかしてあげると喰いつきが良くなります。水分もいっしょに摂れて消化もいいので、おススメの与え方です。

3. 味覚

犬の味覚は非常に鋭く、素材の鮮度をしっかりと見分けることができます。その能力は人間の5倍といわれるほど。従って、新鮮な原材料が使われているドッグフードはよく違いがわかり、「美味しい」と感じます。
甘味も、よくわかるようです。犬用のおやつでも甘いフードがあり、ワンちゃんに与えると喜んで食べます。

砂糖の取り過ぎは肥満の原因になります。
また、犬は虫歯になったらかなりやっかいです。甘いフードをあげたいときは、かぼちゃ、サツマイモ、ニンジンなどの甘みのあるお野菜をおススメします。

あげてみてわかる!「美味しい」と感じている犬の行動

フードを与えたらすぐに飛びついた
「餌を持っていったら、すごい勢いで駆け寄ってきて、飛びついてきた」。これは、ごはんが美味しい証拠です。
ただし、お腹が空いているときは、餌の種類に関係なく飛びついてきます。「1度だけではなく毎回そうだ」というのがポイントです。
お皿までなめている
「食べ終わっているのに、空っぽになったお皿をいつまでもなめている」。そんなしぐさがあるなら、ワンちゃんは、与えているドッグフードがとても気に入っています。
犬はとても素直な動物。「もっと食べたい!」「このごはんは大好き!」そんな気持ちが、そのまま行動に表れますので、注意して見ていると、すぐにわかります。

あげてみてわかる!「まずい」と感じている犬の行動

目の前に持っていっても食べない
目の前にごはんがあるのに、見向きもしない。これは、体調が悪いか、餌がよほど合わないかのどちらかです。
中には、おやつなどの美味しい味を覚えてしまい、「これはもう要らない」とソッポを向く、贅沢なワンちゃんがいるかもしれませんが、他の余計なドッグフードを与えていないのに餌を食べてくれない場合は、口に合わない可能性が高いでしょう。
においは嗅ぐが食べない
前述した通り、犬は、食べ物の好き嫌いをほとんどニオイで判断しています。従って、においだけ嗅いで手をつけない場合は、そのドッグフードが合わないということです。
少ししか食べない
少しだけ食べて、あとはそっぽを向いてしまった。お腹がいっぱいのときなら「いまは要らないよ」ということですが、特に他のフードを食べたわけでもなければ、その餌が気に入らない、というサインです。
とにかく、ワンちゃんは「まずい」と感じるときは食べません。

  • 体調が悪い
  • お腹がいっぱい

こういった場合でなければ、「ドッグフードが口に合わない」と考えていいでしょう。

犬にとっての“美味しさ”とは?

ワンちゃんが「美味しい」と感じるものは、次のような無添加ドッグフードです。
犬にとっての美味しさ
新鮮なドッグフード
犬は味覚が鋭いため、鮮度を人間以上によく察知します。
香りが良いドッグフード
肉汁、鰹節やチーズやごまのにおいなど、香りが良いものはどんなワンちゃんも大好物です。
食感が滑らかなドッグフード
ドッグフードなら良質な脂質が適度に含まれたもの。手づくりなら、スープ状のものが喜ばれます。ドッグフードをお湯でふやかす方法も有効です。
主原料が動物性タンパク質のドッグフード
ワンちゃんは、もともと肉食です。純粋な肉を使用した、質のよい動物性タンパク質が主な成分になっているフードが大好物。

穀物類や動物性タンパク質のドッグフードは、できたら避けましょう。
同じ肉類でも、死んでしまった家畜動物の残骸を集めたような粗悪な原料を使っている商品があります。そういったドッグフードは鮮度も悪く、愛犬の健康を害す恐れがありますので与えないように気をつけてください。