ドッグフードの危険な添加物まとめ※これだけは愛犬にあたえないでください。

ドッグフードの添加物

犬を飼っている方で、ワンちゃん煮ドッグフードを日頃から与えている飼い主さんは多いはずです。
しかし、どのドッグフードにも使用されている原料は異なりますよね。
だれも愛犬に体に悪いドッグフードなんて食べさせたくないはずです。
そこで、チェックしていただきたいのですが、添加物についてなのですが、ここでは、ドッグフードの危険な添加物についてご紹介していきたいと思います。

ドッグフードの原材料や添加物をチェックするには?

まずは、ドッグフードに原材料や添加物をチェックする方法についてご紹介しましょう。

パッケージ表示をチェックする
1番簡単なのは店頭に行って、気になるドッグフードのパッケージ表示をチェックするということです。
そこには使用されているすべての原料や添加物が、入っている量の多い順となって基本的には記載されています。
ただし、その場でスマホなどを使って、知らない成分が入っていた場合にはチェックしなければならないので、やや手間がかかります。

販売元のホームページでチェックする
もう1つの方法が、気になるドッグフードのホームページが今の時代ならほぼ確実に用意されていますから、それをチェックするということです。
こちらは大人気のドッグフード、カナガンを例にしましたが、このように原材料名などがすべて記載されています。
ご自宅などでこれをチェックしておけば、店頭に行ってから内容についてチェックする手間も省けますよ。

ドッグフードの危険な添加物一覧!

早速、ドッグフードの危険な添加物を一覧にしてご紹介したいと思いますので、愛犬を持つ皆様はよくご覧ください。

犬の健康に危険とされる添加物 犬の健康に危険とされる原材料
エトキシキン 4Dミート
ブチルヒドロキシアニソール(BHT) 肉粉・ミートミール
ジブチルヒドロキシトルエン(BHA) 〇〇肉副産物
没食子酸プロピル 動物性油脂
亜硝酸ナトリウム ミートボーンミール
赤色3号(エリスロシン) ビートパルプ
赤色40号(アルラレッドAC) とうもろこし
青色2号(インジゴカルミン)
青色102号(ニューコクシン) 大豆
プロビレングリコール セルロース(ピーナッツの殻)
ソルビン酸カリウム ホミニーフィード
グリシリジン・アンモニエート 砂糖
合成調味料・香料

上記では、添加物以外にも気をつけていただきたい原材料につい手も紹介させていただきましたが、添加物だけでもすごい量ですよね。
これからご紹介する危険な添加物と同時に、この危険な原材料についても把握しておくと、より安全安心のドッグフードが選べますので、覚えておいてくださいね。

次項では、これらの添加物の危険性を細かく見てご紹介していきたいと思います。

エトキシキンの危険性をチェック!

このエトキシキンという添加物ですが、人間の食品添加物としては認められていないという所に注目しましょう。
裏を返せば、人の体に与えることが危険視されているということが言えます。
そんな添加物が入ったドッグフードをあなたは愛犬に与えたいですか。
このエトキシキンとは、酸化防止剤として使われているのですが、毒性の強いものとなっています。
メリットとしては値段が安く、効果も高いことが挙げられるのですが、世界的にも規制のかかっている添加物です。

BHTとBHAは避けよう!

ブチルヒドロキシアニソール(BHT)とジブチルヒドロキシトルエン(BHA)は、ドッグフードに入っている添加物の中でもかなり頻繁に「危ない」と、言われているので、聞いたことがある方も多いはずです。
まず、BHTですが、これは、発がん性物質だといわれています。
それは適量を超えた場合と言われているのですが、毎日BHTの入ったドッグフードを食べた愛犬の体にBHTがたまっていけば、ガンになる可能性も出てきます(実際には排泄されていくものの、怖いですよね)。
これは、人間の食品にも使用されているものですが(バターやシーフードの冷凍食品などに)、やはり避けたい所です。

また、BHAはというと、そもそもはガソリン酸化防止剤として使用されていたものです。
それが、ある時期に入って人間の食品にも使用されるようになり、今現在は、特定の人間の食品にしか使用できないようになっています。
変異原性や胎児の奇形の疑いがあるため、特に、愛犬に子供を作らせたいと考えている方にとっては避けた方が良いでしょう。

すごい危険がたくさん!没食子酸プロピル

こちらもの人の食品だと、バターや醤油などに使用されているのですが、動物実験実験を行った際に、体重1kgあたり1.35gで急性毒性があることが確認されましたさらに、変異原性や染色体異常なども確認されている上に、肝臓にダメージを与える危険性があるとされているので、愛犬の体のことを考えたら、これも絶対に避けたい所です。

やっぱりワンちゃんの体にも悪い着色料

人間の食品にもたくさんの着色料が使われていて、その見た目の良さから、着色料が体に悪いとわかっていても食べてしまうことがありますよね。
ドッグフードに使用される着色料も、人間の食品と同じようにドッグフードに色をつけるためです。ただ、犬は視覚でご飯を楽しむということもありませんから、色によって嗜好性が変わることはないといえます。つまり、着色料はワンちゃんではなく、人の購買意欲を高めるために使用されているといえます。
見た目よりも安全性でドッグフードは選びましょう。

他にも、「着色料」という名前ではない危険な着色料たちがいますので、こちらも押さえておきましょう。

亜鉛酸ナトリウム
これはよく着色料と使用されている添加物で、肉の色素と反応して赤色に発色するので、主に肉が変色するのを防止したり、細菌の繁殖を抑えるために使われます。
人の食品添加物としても加工肉によく使われるのですが、これと肉に含まれるアミンという成分が化学反応を起こすと発ガン性のあるニトロソアムンが生成されるので、結果的に発がん性のある添加物として危険です。

赤色3号(エリスロシン)
タール系色素の一種で、人の食品添加物としても、福神漬けや紅白蒲鉾などに使われています。急性の毒性はありませんが、原料が石油ということで無害だとは言えませんし、決して体に良いものではありません。
動物実験の際にこれを口に入れた所、体重1kgあたり2gで半数が死亡、赤血球の減少や甲状腺腫瘍が発生することがわかりました。
世界を見て見ると、ドイツやアメリカでは人の食品添加物として使用禁止としているくらいですから、これが含まれているドッグフードも、愛犬に危険が伴う可能性があるのでやめましょう。

赤色40号(アルラレッドAC)
アレルギーが誘発されるリスクが高く、発ガン性も疑われている添加物です。
アメリカなどでは使用禁止となっている、ドッグフードに使われるべき添加物ではないということです。

赤色105号(ローズベンガル)
動物実験では、エサにこの赤色105号(ローズベンガル)を0.04%混ぜて与えた際、2ヶ月以降に食欲低下などを起こしたり、肝臓や腎臓に悪い影響が及ぼしたことが確認されています。
また、甲状腺が重くなる傾向にあり、発ガン性や染色体異常を引き起こす可能性もあるとされる着色料です。

青色2号(インジゴカルミン)
この着色料は、発がん性だけでなく、痙攣を引き起こす危険性がある着色料です。
また、免疫力の低下や、ウィルスに対して愛犬がウィルスに感染しやすくなってしまうということも実験で証明されています。

青色102号(ニューコクシン)
動物実験を行った際に、赤血球の減少やヘモグロビンの低下などが確認されています。
また、1年以上この添加物を与えた際には、食欲の低下や体重の減少が見られ、さらに、発ガン性やアレルギー発症の危険性があるとも言われています。
アメリカやカナダでは食品へ使用禁止となっており、人がこれを食べた際には蕁麻疹を起こすことがわかっています。

セミモイストタイプのドッグフードによく使われるプロビレングリコール

これは保湿や殺菌効果が高い添加物です。
低用量であれば毒性が低いので、人の食品添加物にも使われていますが、危険性があると指摘されているので注意しましょう。
ドイツでは完全に使用禁止となっていて、日本ではいくつかのタイプのドッグフードによく用いられています。

実は怖い!ソルビン酸カリウム

これは防カビ剤として、また、細菌が発生しないようにするためにドッグフードに使われれているものです。
こちらも人間の食品添加物として使用されており、主に味噌、ちくわ、ワインやお菓子など、比較的多くの食品に使われているので、そんなに危険性はないと思われがちです。
しかし、動物実験の結果では、体重1kgあたり4.2gのソルビン酸カリウムを与えると半数が死亡することがわかりましたので、安全な添加物とは決して言えません。
さらに、変異原性や染色体異常との関係性もあるということが明らかになっているので、こちらも避けたい添加物です。

人間の食品にもよく入っている防腐剤

防腐剤は人の食品にも含まれていることがありますよね。
「合成保存料」と記載されている場合もありますが、ドッグフードを日持ちさせるためのものです。
決して体に良いとは言えないので、こちらも危険視しましょう。

よくあるけど…合成調味料・香料も危険!

愛犬の嗜好性を高めるために使用われている添加物です。
実は、香料についてはパッケージ表示に記載されているのですが、合成調味料については表記されていません。
ただし、化学合成によって作られた「L-グルタミン酸ナトリウム」が使用されている場合は注意しましょう。

ドッグフードを購入する際には添加物と原料のチェックを!

各ドッグフードには様々な原料や添加物が使用されています。
特に、人工的に作られた添加物は、このように体への悪影響が考えらえる物ばかりとなっていますので、ドッグフードを購入する際には、必ず添加物の有無をチェックしてから購入するようにしましょう。