犬の肥満は生活習慣病などのリスクがあり、避けなければいけないことですが、反対に痩せすぎもよくありません。
病気の場合はもちろん病院での治療が必要ですが、今回は病気でもないのに痩せてしまう子について、原因と対策をまとめてみました。おすすめのドッグフードも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
お品書き♪
犬が痩せている原因
ちゃんとエサを与えているのに犬が痩せる原因には、病気以外にどんなことが考えられるのでしょうか。
摂取カロリーが少ない
パッケージに記載されている給与量を、きっちり量ってあげている飼い主さんも多いと思いますが、それはあくまでも参考量です。犬それぞれに運動量も違えば代謝も違います。エサを全部食べているのに痩せる場合は、エサが足りていないことも考えられます。
栄養を消化、吸収できていない
そもそも栄養の消化、吸収ができていないことも考えられます。穀物の配合が多いドッグフードは消化がしにくく、実際の栄養素の7割ほどしか吸収できていない場合があります。
高齢によるもの
高齢になると、筋肉が衰えて痩せてきます。運動量も減り代謝が悪くなってくると食欲がなくなり、また消化吸収能力も落ちるため栄養不足になって痩せることもあります。
痩せていると心配なことは?
痩せているのは栄養が行き渡っていないということです。栄養不足でさまざまな病気を引き起こすことがあります。
例えば、皮膚病や関節痛、内臓疾患などがあげられますが、栄養不足で免疫力が落ちると病気になったときに治りにくくなります。痩せすぎは場合によっては、肥満より怖いことなのですよ。
高齢の場合は無理に太らせる必要はありませんが、栄養素はきちんと摂る必要があります。
痩せているのが特徴の犬種
スリムな体がカッコいい、イタリアン・グレーハウンドやサルーキなどがそれにあたります。知らない人が見ると、あばら骨が浮き出ていて痩せすぎのように見えますよね。
しかし、それらの犬種は痩せているのが特徴の犬種です。自分の飼っている犬種の特徴や平均の体重など、わかっておく必要があります。
太らせる方法
体重を左右するのは食事量と運動量です。しかし、太らせたいからといって運動をさせないとか、おやつを増やすというのは健康的ではありません。そうなると、食事量を調整するしかありません。
ドッグフードの量を増やす
パッケージ記載されている給与量を与えても痩せている場合は、量を増やしてみることです。少しずつ増やしていって様子を見ましょう。
ドッグフードにトッピング
単にドッグフードを増やしても、食の細い子は食べてくれないという子も多いですよね。そんなときは、いつものドッグフードにトッピングしてあげるのもいいでしょう。ささみをボイルしたものや、ゆでた人参キャベツなどがおすすめです。
ドッグフードを変える
どうしても食べてくれないという子には、ドッグフードを変えてみるのもひとつの方法です。そもそもドッグフードが合っていないこともあります。犬にとっても味が変わると気分が変わって、食べるようになるかもしれませんよ。
痩せ気味や食の細い子用のドッグフードを選ぶポイント
ドッグフードを変える場合に選ぶポイントは3つです。
高カロリーであること
食が細い子は量を多く食べられないので、少量でもカロリーが摂れるように高カロリーのものを選びましょう。
グレインフリー(穀物不使用)であること
トウモロコシなどの穀物が使用されているドッグフードは消化吸収が悪く、胃腸にも負担をかけます。少量でも十分な栄養を吸収するには、グレインフリーのドッグフードを選びましょう。
高タンパクであること
肉食である犬は動物性タンパク質を多く必要とします。肉がメインのドッグフード選びましょう。ただし、穀物が多く配合されているものはおすすめしません。
痩せ気味や食の細い子用おすすめドッグフード
ファインペッツ極(きわみ)
おすすめポイント
- 100g当り415kcalと高カロリー
- グレインフリー
- 粗タンパク質は36%と高タンパク
ファインペッツは人間も食べることができるレベルの原材料だけを使い、肉類の副産物や添加物を一切使用していない、安心安全なドッグフードです。また、消化吸収率87%と超高率です。少ない量でも十分な栄養が摂れます。
初回限定で500円のお試しパック発売中です。ぜひ試してみてください。
※ドッグフードを変える場合は少量ずつ変えていくことをおすすめします。
まとめ
肥満に対しては気にする人も、痩せている分にはあまり心配はしないという人も多いかもしれませんが、痩せているのは肥満以上に怖いこともあるのですよ。
病気でもない、食事もちゃんと摂っているのに痩せているのは何か原因があるはずです。上の方法をぜひ試してみてください。