あまり見かけない中型犬用のドッグフード。どんなものがいいの?

中型犬用のドッグフード

ドッグフードは小型犬用、大型犬用、また肥満用など色々ありますが、中型犬用ってあまり見かけないですよね。「中型犬はどうしたらいいの?」「ないがしろにしないで」と思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は中型犬用のドッグフードにスポットをあててみました。中型犬用はどんなものがいいのか、選ぶポイントなど参考にしてみてください。

中型犬について

室内でも室外でも飼える中型犬は、どのような犬なのでしょうか。

中型犬の特徴
中型犬は成犬時の体重が10~25kgといわれています。中型犬はもともと牧羊犬などで活躍していた犬種が多く、全体的に活発な子が多いのが特徴です。また犬種の種類が多いのも魅力です。

代表的な犬種
柴犬、コーギー、ボーダーコリー、ボーダーテリア、アメリカンコッカースパニエル、ビーグル、ブルドッグなどがいます。

中型犬のかかりやすい病気

  • 椎間板ヘルニア
  • 消化器系の病気
  • 皮膚病

中型犬用のドッグフードの特徴

中型犬用といわれるドッグフードにはどのような特徴があるのでしょうか。

カロリーは約360~390kcal
犬は体が大きいほど、体重に対して必要なエネルギーは少なくなってきます。小型犬は体重1kgに対して約90~100kcalを消費するのに対して、大型犬は約50kcalほどしか消費しないといわれています。中型犬はその中間で約70kcalといわれています。

各メーカーで差はありますが、100gあたり約360~390kcalのものが多いようです。

抗酸化ビタミン
中型犬は活発な子が多いため、それだけ体内に活性酸素が増えます。活性酸素が増えすぎると免疫力の低下につながります。そのため、抗酸化作用のあるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどの抗酸化ビタミンが多いものになっています。

中型犬のライフステージによる特徴

同じ中型犬でもライフステージによって、ドッグフードの特徴が違ってきます。それぞれのライフステージでみていきましょう。

子犬(パピー)期
どの大きさの犬でも子犬期は骨や筋肉、臓器などがつくられる成長期で、一番栄養が必要な大事な時期です。期間は生後2ヶ月ころから、成犬になるといわれる生後12ヶ月ころの間です。小型犬が成犬になるのは8~10ヶ月といわれるので、それよりも少し長くなっています。

子犬期のドッグフードは、高栄養価で消化吸収のいいものが求められます。また量も多く食べられないので、カロリーも少し高めになっています。

成犬期
中型犬の成犬期と呼ばれるのは、成犬になるといわれる生後12ヶ月ころから、シニア犬になるといわれる8歳ころの間の時期です。ライフステージの中で最も長いこの期間のドッグフードは、健康を維持することが主に求められます。

シニア(高齢犬)期
中型犬は8歳ころからシニア期に入っていきます。活発な中型犬もシニア期になると、運動能力が落ち基礎代謝も低下するため、ドッグフードはカロリーを少し抑えたものになっています。

また、関節なども弱くなるためグルコサミン、コンドロイチンなどの成分を含むものが多くなっています。

中型犬のドッグフードを選ぶポイント

中型犬に適したドッグフードを選ぶポイントは4つです。

高タンパク質
犬は動物性タンパク質を多く必要とします。主原料は穀物でなく肉や魚になっているドッグフードを選びましょう。

抗酸化ビタミン
運動量の多い中型犬は活性酸素が増えすぎる傾向にあります。抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを、多く含むドッグフードを選びましょう。

関節サポート
活発な中型犬は、関節のサポートも必要です。グルコサミンやコンドロイチンなどの成分が含まれているものを選びましょう。

無添加
保存料や着色料などの添加物は、また涙やけの原因やアレルギーの原因になるといわれています。また犬の体に入れてほしくない危険なものも含まれていて、いいことなど少しもありません。ドッグフードは100%無添加のものを選びましょう。

中型犬におすすめのドッグフードはコレ!

ドッグフード カナガン
ドッグフードカナガン
おすすめポイント

  • 高タンパクであること
  • クランベリー配合であること
  • グルコサミン、コンドロイチン配合であること
  • 無添加であること

カナガンドッグフードは、新鮮で良質な材料にこだわって作られています。粗タンパク質は33%と高タンパクで、もちろん100%無添加です。原材料に含まれるクランベリーにはビタミンCが多く含まれ、抗酸化作用の効果があるといわれています。

また、グルコサミンやコンドロイチンが含まれ、カロリーは361.25kcal/100gと中型犬にぴったりのドッグフードです。

中型犬用のドッグフードまとめ

中型犬用のドッグフードは、中型犬の体質や特徴がわかればそれに合ったものを選ぶことができます。しかし、同じ中型犬でも肥満の子もいれば痩せている子もいます。運動が嫌いな子もいるでしょう。○○犬用にあまりとらわれすぎると危険な場合もあるので、その子その子に合ったドッグフードを選んであげるのが大切です。