最近のドッグフードは、無添加のものや自然素材でつくられたものがたくさん出回ってきました。ナチュラルチョイスもその中のひとつで、自然素材にこだわりを持つ無添加のドッグフードです。今回はナチュラルチョイスについてまとめました。気になる方は参考にしてください。
ナチュラルチョイスの特徴
ナチュラルチョイスは、ニュートロが販売するアメリカ産のドッグフードです。ナチュラルチョイスには、どのような特徴があるのでしょうか。
「ミートファースト」「フィッシュファースト」
原材料の最初に、肉や魚に表記していることを表しています。原材料は、配合の多い順に記載しなければならないという、決まりがあります。つまり肉や魚を、第一主原料にしていることを協調しています。
選べる3種類
プレミアムチキン、プロテインシリーズ、スペシャルケアの3種類があります。
- プレミアムチキン
- 厳選した高品質のチキンを使用しています。超小型犬、小型犬、中型犬~大型犬にわかれていて、さらにライフステージ別にもわかれています。
- プロテインシリーズ
- タンパク源別にラム、鹿肉、フィッシュの3種類から選べます。ラムはライフステージ別にわかれていますが、鹿肉とフィッシュは成犬用だけになります。
- スペシャルケア
- 愛犬の特別なニーズに合わせて選べます。避妊・去勢犬用、減量用など4種類があります。
ナチュラルチョイスのコストパフォーマンス
コスパはどのようになっているのでしょうか。みなさんご存知の、有名なドッグフードと比較してみました。
品名 | 1袋(kg) | 価格(円) | 1kg当たり(円) |
---|---|---|---|
ナチュラルチョイス | 3 | 4,104 | 1,368 |
アイムス | 5 | 2,434 | 約486 |
ペディグリー | 10 | 3,475 | 約347 |
ユニ・チャーム愛犬元気 | 6 | 2,484 | 414 |
※価格は定価です(消費税込み)
格安のドッグフードではないことがわかりますね。それだけ、原材料等にこだわっているのでしょうか?
次に原材料を見てみましょう。
ナチュラルチョイスの原材料
では、原材料を見てみましょう。今回は「ナチュラルチョイス プレミアムチキン小型犬用 成犬用 チキン&玄米」を参考にしてみました。
チキン生肉、乾燥チキン、玄米、粗挽き米、鶏脂※、オートミール、エンドウタンパク、米糠、ビートパルプ、タンパク加水分解物、ひまわり油*、大豆油*、マリーゴールドミール、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(L-カルニチン、タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物
※ミックストコフェロールで保存
※Nutro公式より抜粋
下線を引いた部分を、詳しく説明します。
主原料はチキン
最初にチキン生肉と表記(ファーストミート)されています。主原料が肉や魚のドッグフードは、動物性タンパク質が豊富といわれています。
穀物
玄米、粗挽き米がはいっているものの、トウモロコシや小麦よりはアレルギー性は低いです。
脂質
脂質の表記が「動物性油脂」「植物性油脂」のような表記ではなく、鶏脂、ひまわり油、大豆油とちゃんと明記されているので、とても評価できます。
ナチュラルチョイスの総合評価まとめ
上記のように、原材料については特に問題はありませんでした。あとは、ヒューマングレード(人間が食べられるものと同じ品質)の表記があれば満点なのですが、公式サイトにも残念ながらそのような記載はありませんでした。
結果、ナチュラルチョイスは満点ではないものの、とてもいいドッグフードだといえるでしょう。