ドッグフード『馬肉自然づくり』の原材料や特徴についてまとめ

馬肉自然作りドッグフード

今回は「馬肉自然づくり」というドッグフードを取り上げてみました。このドッグフードは、名前からわかるように馬肉が使われています。「犬に馬肉ってどうなの?」と思っている人も多いのではないでしょうか。「馬肉自然づくり」について詳しく分析してみたので、チェックしてみてください。

馬肉自然づくりの特徴

馬肉自然づくりは、株式会社利他フーズの運営する「健康犬生活」が販売している国産のドッグフードです。ではどんな特徴があるのでしょうか。

シニア、小型犬のためのドッグフード
老衰の兆候が出はじめる7歳ごろからの犬におすすめしています。もともと馬刺し専門店だった利他フーズに届いた「食欲がなくなった高齢犬に利他フーズの馬刺しをあげたらガツガツ食べた」というお客様の声から始まったといいます。

栄養満点の馬肉を使用
馬肉は高タンパク・低脂肪での食材です。カルシウムや鉄分も豊富で、特にエネルギーのもとになるグリコーゲンは牛肉や豚肉の3~5倍もあるといわれていて、ドッグフードには理想の食材ともいえます。

新鮮な馬肉を贅沢に使用
馬刺し専門店だからできる、人間用と同じ鮮度の馬肉をドッグフードに使用しています。作り置きは一切せずに、注文のあった分だけをさばいて作っています。そうすることでもっとも新鮮な馬肉で提供することを実現しました。

徹底した衛生管理
日本でも指折りの高い衛生管理水準にある、熊本中央食肉センター通過した馬肉を使い、HACCPに対応した衛生管理のもとで製造しています。

馬肉自然づくりのコストパフォーマンス

馬肉自然づくりのコスパはどのようになっているのでしょうか。わかりやすいように、量販店などで売られているみなさんもご存知の有名なドッグフードと比べてみました。

品名 1袋(kg) 価格(円) 1kg当たり(円)
馬肉自然づくり 1 3,240 3,240
アイムス 5 2,434 約486
ロイヤルカナン 3 4,514 約1,504
ペディグリー 10 3,475 約347
ユーカヌバ 2.7 4,082 約1,151

※価格は定価です(消費税込み)

みなさんご存知のドッグフードと比較すると、馬肉自然づくりがずば抜けて高いのがおわかりいただけると思います。ペディグリーから見るとなんと約10倍の値段です。
ペディグリーはドッグフードの中でも安すぎて不安なのですが、それなりの値段のロイヤルカナンから見ても2倍以上します。

品質のいい馬肉を使っているので高いのは仕方がないですが、ドッグフードとしては少し高すぎるような気がします。
ただ定期お届けコースにすると、初回は20%引きなど安く購入できる特典もあるので、利用してみてもいいのではないでしょうか。

馬肉自然づくり原材料

気になる原材料、成分を見てみましょう。

ドッグフード馬肉自然づくり

=原材料=
馬肉、鶏肉玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、米ぬか、馬油、おから、ハト麦、卵、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム健康いぬ生活のホームページより抜粋

下線を引いている部分は、次に説明しています。

馬肉、鶏肉
一番配合の多いものが馬肉になっています。栄養満点の馬肉と、こちらも低脂肪・高タンパクの鶏肉が主原料になっていて、動物性タンパク質が多いドッグフードということがわかります。しかもヒューマングレードでいうことはありません。

玄米、大麦、黒米、米ぬか、ハト麦
こんなにシンプルな原材料に中に、穀物が5種類はいっています。穀物の中ではアレルゲンになりにくいとはいえ、犬は穀物の消化が苦手です。
ドッグフードはグレインフリー(穀物不使用)が理想といわれる中、穀物が5種類もはいっているのはもったいない気がします。

ドッグフード馬肉自然づくりまとめ

馬肉は人間にも犬にも理想の食材ということがわかりましたが、ネックはやはり「値段が高い」ということです。
いいものであればあるほど値段は高くなってしまうのですね。
しかし、前述したようにお得なコースも用意されているので、購入する場合はそちらを利用して安く購入するのもいいのではないでしょうか。