ドッグフード臭い?臭くない?匂いについてまとめてみました。

ドッグフード臭い

犬を飼っていると「家の中が犬のニオイになる」「ドッグフードが臭い」「うんちが臭い」と、さまざまなニオイに悩まされることと思います。ある程度は仕方がないとしても、少しでも改善できればいいなと思いませんか?そこで今回は「ドッグフードのニオイ」と「うんちのニオイ」についてまとめてみました。ニオイで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

犬の匂いはこちらです。≫ 犬のにおいとドッグフードの関係

ドッグフードの臭いの原因

ドッグフードの臭い
ドッグフードが臭いと感じている方は少なくないと思います。人間の食べ物のような食欲をそそるニオイではありませんよね。ではドッグフードのあの臭いニオイの原因は何なのでしょうか。

コーティングの油
ドッグフードには、犬の食いつきがよくなるように油がコーティングされています。ドッグフードを触ると油っぽいのはそのためです。その油が酸化することでフードが臭くなります。ニオイは油の品質が悪かったり、ドッグフードがベタベタするほどかかっていたりすることで、ニオイはキツくなるといわれています。

臭くないドッグフードの選び方

臭くないドッグフードを選ぶためには、コーティングの油の品質を見極める必要があります。「そんなの無理」と思っている方も原材料を見れば簡単にわかるので、安心してください。

あいまいな表記は避ける
原材料の上位のほうに油の材料が記載されていると思います。その油が「鶏油」や「ひまわり油」など何の油かはっきりわかるものだといいですが、「動物性油脂」や「動物性脂肪」などのあいまいな表記なら避けた方がいいでしょう。

また肉類の「○○ミール」「○○エキス」「○○粉」も避けてほしい材料です。これらは激安のドッグフードに多く使われていて、副産物が含まれる可能性がある粗悪な材料といわれています。

無添加のもの
コーティングの油は酸化しやすいので、品質が悪いと強力な酸化防止剤が必要になります。「エトキシキン」や「BHA」「BHT」などは非常に強い抗酸化作用を持ち、枯葉剤やガソリンなどの酸化防止剤としても使われていた添加物です。それらが入っているものは品質が悪いと判断できますし、添加物自体危険なものなので無添加のものを選びましょう。

犬のうんちが臭くなる原因

犬のうんち
うんちは食べたもののカスが排泄されたものなので、犬の場合はドッグフードのカスということになります。ではどのようなときにうんちが臭くなるのでしょうか。

腸内環境が悪い
腸内で悪玉菌が腐敗物質をつくりうんちが臭くなります。腸内環境が悪いと悪玉菌が増えてニオイがキツくなります。善玉菌を増やせばうんちのニオイは改善しますが、悪玉菌はゼロにはなりません。つまり腐敗物質はゼロにはならないので、うんちのニオイが無くなることはありません。

ストレス
人間も食生活の乱れやストレスで悪玉菌が増えるといわれますが、犬も同じです。犬の場合、食生活が乱れることはほとんどないですが、運動不足などでストレスがたまると悪玉菌が増えていきます。散歩や一緒に遊んであげるなどして、ストレスがたまらないようにしてあげましょう。

消化しにくいものを食べる
消化しにくいものは腸の中に残ってしまいます。それを悪玉菌が腐敗させてしまい、うんちが臭くなります。

うんちが臭くならないドッグフードの選び方

選ぶポイントは4つです!

消化のよい動物性タンパク質
肉食の犬は主に肉や魚の動物性タンパク質を必要とします。犬は動物性タンパク質の消化を得意とするので、主原料(原材料の最初に記載されているもの)は人間も食べられるような、良質な肉や魚類であるものを選びましょう。

原材料にあいまいな表記がないこと
臭いドッグフードを食べると、うんちも当然臭くなります。原材料には「動物性油脂」や「動物性脂肪」、また「○○ミール」「○○エキス」「○○粉」などの表記がないものを選びましょう。

グレインフリー(穀物不使用)
一般のドッグフードは、小麦やトウモロコシなどの穀物が主原料になっているものも多くあります。穀物は消化しにくいので、うんちが臭くなることも多いです。また、アレルギーを起こしやすいのでグレインフリーのものを選びましょう。

無添加のもの
前述したように、添加物を使っているものは粗悪な材料を使っていることが多いです。それ以前に着色料や香料を含む添加物は、犬にとって危険なものも含まれています。ドッグフードは無添加のものを選びましょう。

ドッグフードの匂いについてまとめ

犬のさまざまなニオイは本当に気になりますよね。うちにもマルチーズがいるので置き型の消臭剤と、たまに帰ってくる息子にニオイの確認をしてもらうのは欠かせません。それが毎日与えているドッグフードが解消できれば嬉しいですよね。