ウェットタイプのドッグフードについて~おすすめのウェットタイプ・缶詰もご紹介~

ドッグフードには、大きく分けてドライフードとウェットフードとがあります(細かく分ければもっとありますが)。
多くの方がドライフードを愛用しているでしょうが、ウェットフードを利用した方が愛犬の食いつきが良いとか、年齢には合っているなんてこともありますよね。
そこで、ここではウェット/半生タイプのドッグフードの選び方やどんな犬におすすめなのか、また、おすすめのウェット/半生タイプのドッグフードをご紹介したいと思います。

ウェット/半生タイプのドッグフードってどういうものなの?

ウェット/半生タイプのドッグフードとはどういうものなのか、ドライフードと差別化を図るためにも押さえておきましょう。

まず、ドライフードというのは、その名も乾燥したフードということで、サクサクとしたスナックのような食感のドッグフードです。
私たちが、いわゆる「ドッグフード」という言葉を聞いて思い浮かべるドッグフードだといえるでしょう。
そして、ウェット/半生のドッグフードというのは、缶詰、もしくはパウチに入ったドッグフードであることが多いです。
ドライフードよりもかなり水分量が多く(ドライフードにももちろん、一定の水分は含まれています)、嗜好性が高いということが大きな特長となっています。
ドライフードと比較すると、どうしても値段は高くなってしまいますし、種類も少なくなりますが。
そのまま利用するのももちろんOKですが、ごはんのトッピングとして利用したり、食欲が落ちている時、それに歯の弱った老犬などに利用することが多いです。

ウェット/半生タイプのドッグフードはどうやって選べばいいの?

ウェット/半生タイプのドッグフードを選ぶ際にはこんなポイントを意識して選ぶと、愛犬にとってぴったりのものが見つかるのでご参考にしてください。

できるだけ無添加であること
完全無添加のウェット/半生タイプのドッグフードを見つけるというのはかなり難しいですし、コストもかなり上がってしまいます。
ですが、「できるだけ無添加」のウェット/半生タイプのドッグフードは、今徐々に増えてきているので、オプションは多くなっています。
人工の香料や保存料、それに着色料や気になる添加物が含まれているドッグフードは愛犬の体に良い影響を与えることはありません。
最低でも、これらの人工添加物が含まれていないウェット/半生タイプのドッグフードを選ぶようにしましょう。
これは、ドライフードにおいても言えることですし、私たち人間の食事に置き換えても言えることです。

タイプ別に選んで!
もし、あなたがウェット/半生タイプのドッグフードを主食(それ単体でご飯として与える)としたい場合には、総合栄養食のドッグフードを選んでください。
それだけを与えたとしても、栄養バランスが整っているので、栄養が偏ることもなく、健康に危害を及ぼす危険性はほとんどありません。
「総合栄養食」と、うたっているものは、ペットフード公正取引協議会が定める基準をクリアした商品のみとなっているので、品質や栄養面も保証されています。

また、体調が悪い愛犬の体調を改善したいというのであれば、「食事療法食」と、記載されているウェット/半生タイプのドッグフードを選んでください。
これは、特定の疾患や健康状態の改善をサポートするものとなっていますが、適当なものをあげてしまうと、体調改善とは逆効果になってしまうこともありますから、使用前には獣医さんに相談してください。
それよりも、獣医さんから勧められたものや、処方してもらったものを利用するのが基本です。

年齢に合わせて選んであげて!
冒頭でもふれたように、犬が高齢化してくると、人間の老人と同じように、歯が衰えてきます。
そのため、ドライフードのような硬いものをあげてしまうと、噛み切れなくてのどにドッグフードを詰まらせてしまい、最悪の場合死に至る可能性もあります。
そんな危険を愛犬にさせないためにも、高齢犬には必要だと思った時期にウェット/半生タイプのドッグフードを与えてあげましょう。
栄養が不足しがちな老犬の体にバランスよく栄養を与えることができ、誤飲などの危険性を防ぐのにつながります。
また、成犬である場合には、同じウェット/半生タイプのドッグフードであっても、健康をキープすることを目的としているものを、そして、シニア犬にはカロリーは低く、栄養バランスに富んだ病気予防効果があるウェット/半生タイプのドッグフードを選んであげましょう。

アレルギー素材が含まれていないものを!
例えば、穀物類のアレルギーを持つ犬は多いですが、それ以外にも、たんぱく源となる特定の肉に対してアレルギーを持つ犬も少なくありません。
特に、アレルギー体質の愛犬がいる場合には、アレルギー素材が入ったドッグフードは選ばないようにしてください。

使いやすさも念頭に入れて!
あまり食べない愛犬の場合、缶詰タイプだと1回で使いきった方が鮮度は保たれますし、変な菌が入るということも防げます。
ですので、小食のワンちゃんの場合には、缶詰よりもパッチタイプやハムタイプになったものをおすすめします。
そうすることで、好きな量だけ食べられるので、ドライフードの新鮮さも保てますし、飼い主さんも「またこれだけ残して無駄にした」と、イライラすることを抑えられます。

おすすめのウェット/半生タイプのドッグフードを発表!

それでは、ここではおすすめのウェット/半生タイプのドッグフードをいくつか発表したいと思いますので、購入検討中の方は特に必見です!

K9ナチュラル プレミアム缶 ラムフィースト
ニュージーランド産のこの商品は、穀物やジャガイモなどのアレルギー素材がフリーとなっています。
そのまま与えてももちろんOKですし、ドライドッグフードと混ぜてあげるのもおすすめです。
様々なバリエーションのごはんができるというのもおすすめのポイントですよ。
オールステージ対応となっていて、カロリーもかなり抑えられているので、ダイエットしたい犬にも、そして、老犬にもピッタリな商品となっています。

子羊肉、レバー(子羊)、心臓(子羊)、グリーントライプ(子羊)、血(子羊)、卵、脾臓(子羊)、腎臓(子羊)、骨(子羊)、ひまわり油、フラックスシードフレーク、昆布、ニュージーランド緑イ貝、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、硫酸カリウム、乾燥昆布、りんご、洋なし、塩化ナトリウム、ビタミンE、プロティネイト亜鉛、プロティネイト鉄、酸化マグネシウム、セレン酵母、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン、ベータカロチン、ビタミンB1、ビタミンD3、水K9ナチュラルのホームページより抜粋

カロリー 100gあたり137.4kcal
生産国 ニュージーランド

ブッチ・ジャパン ブッチ(ブラック・レーベル、ホワイト・レーベル、ブルー・レーベル)
すごく人気のウェットタイプドッグフードで、初回は3本このサイズで3,000円からトライできるというのもお得ですよね。
愛犬の食べる量に合わせてカットして出せばよいだけ、さらに、冷蔵庫に大きなスペースは必要なく保存することができるので、飼い主さんにとってもありがたいドッグフードです。

ブラック・レーベル原材料:ビーフ33%、ラム25%、チキン18.5%、2%以上~10%未満(魚(サバand/or マグロ)、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)、大豆、ココナッツ、米(破砕・ゆで)、1%~1%未満【凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)、ケルプ、天然香料、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD、E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)

ホワイト・レーベル原材料:チキン80%、2%以上~10%未満【野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)、大豆、トウモロコシ種皮、米(破砕・ゆで)、魚(サバand/or マグロ)】、1%~1%未満【凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)、ココナッツオイル、ケルプ、天然香料、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD,E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)

ブルー・レーベル原材料:チキン67%、魚(サバand/or マグロ)25%、2%以上~10%未満【米(破砕・ゆで)、ココナッツ】、1%~1%未満【パセリ、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)、ケルプ、ユッカ、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD,E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸)ブッチのホームページより抜粋

カロリー 100gあたり121.4kcal~
生産国 ニュージーランド

カナガン(ウェット)
ドライフードが大人気のカナガンですが、実は、このようにウェットタイプも出ているのです。
しかも、ご覧の通り、低カロリーなので、ダイエット犬や老犬にもぴったりのドッグフードとなっています。
保存料フリー、オールステージ対応でグレインフリーなので、アレルギー体質のワンちゃんでもおいしく食べていただけます。

骨抜きチキン生肉(65%)、サツマイモ、プレバイオティクス(チコリー、バナナ)、有機ニンジン、有機エンドウ豆、有機ブロッコリー、ビタミン類(ビタミンD)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン、無水ヨウ素酸カルシウム)、緑イ貝、サーモンオイル、有機リンゴ、有機ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、イラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリーカナガンのホームページより抜粋

カロリー 100gあたり105.82kcal
生産国 イギリス

ウェットタイプのドッグフードは老犬や食べムラがある犬にぴったり!

嗜好性が高いウェットタイプのドッグフードは、食べムラがあるワンちゃんや、歯の弱いワンちゃんにおすすめのタイプのドッグフードです。
購入時には、上記の選び方を意識して選べば、愛犬も満足のウェットドッグフードとなりますよ。