みなさんは「食糧」のドッグフードをご存知でしょうか。聞いたことがないという人も多いと思いますが、「食糧」のドッグフードとはどんなものなのでしょうか。今回は「食糧」についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
ドッグフード食糧の特徴
食糧の「DOG FOOD」は、株式会社食糧が販売する国産品のドッグフードです。では、どんな特徴があるのでしょうか。
ヒューマングレード
人間の食べるお肉や穀物と同じ品質のものを使用するなど、厳選した素材のみを使用しています。
ライフステージに合わせて3種類
全犬種に対応していて、パピー用、成犬用、シニア用の3種類があります。またシニア用とは別に「シニア長生き20年シリーズ」として、「骨」「目」「胃」の健康ニーズに対応した3種類があります。
粒の大きさは3種類
粒の大きさはスモール、ミディアム、ラージの3種類になっています。
賞味期限は1ヶ月
保存料などの添加物がはいっていないため、賞味期限は未開封の場合3ヶ月、開封後は1ヶ月です。そのため食糧のドッグフードは、500gと1kg入りの少量パックしかありません。
穀類フード
食糧の最大の特徴は、穀類フードがあることではないでしょうか。これは、肉や魚が入っておらず穀物や果肉だけを使ったフードで、たくさん食べたいけど体格が大きくなりやすい子に、食事全体量の2割混ぜて与えるという、他にはない商品です。
ドッグフード食糧のコストパフォーマンス
コストパフォーマンスはどのようになっているのでしょうか。ホームセンターなどでよく見かける、ドッグフードと比較してみました。
品名 | 1袋(kg) | 価格(円) | 1kg当たり(円) |
---|---|---|---|
食糧(ミディアム) | 1 | 1,429 | 1,429 |
ロイヤルカナン | 3 | 4,514 | 約1,504 |
アイムス | 5 | 2,434 | 約486 |
ユーカヌバ | 2.7 | 4,082 | 約1,151 |
※価格は定価です(消費税込み)
プレミアムフードといわれているだけあって、価格は少し高くロイヤルカナンと同じくらいになっています。
ドッグフード食糧の原材料
それでは原材料を見てみましょう。今回は「DOG FOOD(成犬用)」を参考にしてみました。
豚肉、牛肉、馬肉、魚(カタクチイワシ・カツオ)、うるち米、小麦、鰹節、大麦、ポテト、ライ麦、黒大豆、アルファルファミール、胡麻油、昆布、リノール酸、ビール酵母、果肉、天然消化酵素、ビタミンA・E・K・B1・B2・B6・B12・葉酸・ビオチン・コリン・C・D-パントテン酸カルシウム、ミネラル(Ca・リン・Mg・鉄・亜鉛・マンガン・銅・ヨウ素)、プロポリス
※株式会社食糧のHPより抜粋
下線を引いた部分を、詳しく評価します。
肉、魚が主原料
原材料は、配合の多い順番に記載するという決まりがあるので、主原料が肉と魚になっているところはとても評価ができます。特に馬肉は高タンパク、低カロリーで犬にとっても理想的な食材です。ただ、豚肉、牛肉はアレルゲンになりやすいといわれています。
穀物
肉、魚の次に穀物が記載されています。肉食である犬は穀物の消化がうまくできません。特に小麦はアレルギーになりやすく、ドッグフードには向かない食材です。犬の炭水化物(糖質)はサツマイモなどの低GI食品が好ましいといわれています。
ドッグフード食糧の総合評価
粗悪なドッグフードと比べると、品質も良くかなりいいドッグフードです。アレルギーなどの症状がなければ与えても問題はありません。しかし、せっかく無添加でヒューマングレードの材料を使っているのに、残念ながらおすすめのドッグフードとはいえません。
ドッグフード食糧のまとめ
穀物が多い以外は、かなり評価ができるドッグフードだと思います。それだけに、穀物が多く入っているのは残念ですね。ドッグフードは、愛犬の健康を守るものであってほしいと思います。愛犬のために最高のドッグフードを選んであげましょう。