ピュリナ ワンは、ネスレが販売するドッグフードです。ネスレといえばコーヒーで知っている方も多いのではないでしょうか。そのピュリナ ワンとはどんなドッグフードなのか、徹底分析してみました。購入を検討している方も、すでに使っている方もぜひ参考にしてみてください。
お品書き♪
ドッグフード「ピュリナ ワン」の特徴
- ピュリナ ワンは穀物メインのドッグフードではなく、肉や魚が主原料のドッグフードであることを強調しています。
- 噛むことをサポートするための、生チキン入りのほぐし粒が配合されているのが特徴です。
- 30日間の継続使用で目に見えて効果が表れるとしています。
ドッグフード「ピュリナ ワン」のコストパフォーマンス
ピュリナ ワンと同じように、ホームセンターなどに売られている格安のドッグフードを比較してみました。
品名 | 1袋(kg) | 価格(円) | 1kg当たり(円) |
---|---|---|---|
ピュリナワン | 4.2 | 2,551 | 約607 |
ユニ・チャーム愛犬元気 | 6 | 2,484 | 414 |
ペディグリー | 10 | 3,475 | 約347 |
日清いぬのしあわせ | 1.5 | 724 | 約482 |
アイムス | 5 | 2,434 | 約486 |
ロイヤルカナン | 3 | 4,514 | 約1,504 |
※価格は定価です(消費税込み)
ピュリナ ワンのドッグフードは、ほかの格安の商品よりは少し高めになっていますが、それでも1kg当たり607円と通販限定で販売されているようなフードよりは安い商品です。
ドッグフード「ピュリナ ワン」の原材料
今回は、「ピュリナ ワンほぐし粒入り成犬用」の原材料を見てみました。
チキン、米、コーングルテンミール、とうもろこし、家禽ミール、油脂類(牛脂、植物性油脂)、小麦、大豆、大豆ミール、たんぱく加水分解物、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、硫黄)、グリセリン、カラメル色素、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン)、アミノ酸類(リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
*合成着色料、香料は添加しておりません。
*粒により、原材料由来の自然な色合いの違いが見られることがあります。
*製造上、形状や大きさにバラつきが生じることがあります。
※【公式サイト】ピュリナ ワンより抜粋
気になるところに下線を引いています。一つずつ見ていきましょう。
主原料はチキン
原材料には配合の多い順に記載するというルールがあります。ネスレ公式ホームページにも記載がありますが、主原料がチキンになっているということでこちらは評価できます。ただヒューマングレードの表記がないのが気になります。
ヒューマングレードとは、人間が食べられる基準と同等の素材で作られているということを示すグレードのことです。チキンが主原料と自信をもっているなら、品質も自信を持って明記してほしいところです。
ただ価格からみて、ヒューマングレードの肉を使っているようには思いませんが。
穀物類
ネスレ公式ホームページには、穀物メインのドッグフードは好ましくないと記載してあります。ワンちゃんは肉食なので穀物はうまく消化できないうえに、アレルギーになる可能性もあるためドッグフードには必要のないものです。
それなのに穀物がふんだんに使われています。穀物が多く配合されているドッグフードは良いものとはいえません。
ドッグフード「ピュリナ ワン」まとめ
安価なドッグフードは粗悪なものが多いといわれます。原材料のコストを抑えるために、粗悪な肉を使ったり、安い穀物を入れてかさ増ししたりしています。1kg当たり600円やそこらで良質な材料を求めるのは無理な話ですよね。
価格の高いドッグフードが良いドッグフードとは限りませんが、価格の安いドッグフードに良いドッグフードはないということです。
ワンちゃんの健康のために、価格で決めるのではなく原材料をしっかり見て、安心安全なドッグフードを見極めてほしいと願います。