国産ドッグフード『プリモ』の原材料・コスパ・特徴まとめ

ドッグフードプリモ

今回は国産のドッグフード「プリモ」について評価してみました。国産のドッグフードは粗悪品が多いといわれますが、プリモはどうなのでしょうか。購入を考えている人も、現在与えているという人も参考にしてください。

ドッグフードプリモの特徴

プリモドッグフードは「プリモ」が販売する国産のドッグフードです。ではどのような特徴があるのでしょうか。

ラインナップ
全年齢に対応した「プリモベーシック」と「プリモダイエット・シニア」の2種類があります。

低温・低圧の新製法
素材の持つ力と栄養価を保つために低温・低圧でのドライフード製造方法を開発しました。また低温で製造したあと10時間かけてじっくり乾燥させることで、タンパク質の劣化や油の酸化を最小限に抑えます。

見た目にこだわりません
犬の健康を第一に考え増粘性添加物や着色料などは一切使用していないので、粒の大きさや形がバラバラだったり、色にムラがあったりします。見た目にこだわる方には不向きです。

ドッグフードプリモのコストパフォーマンス

プリモのコスパはどのようになっているのでしょうか。皆さんもご存知の有名なドッグフードと「プリモベーシック」と比較してみました。

品名 1袋(kg) 価格(円) 1kg当たり(円)
プリモフード 1 1,680 1,680
アイムス 5 2,434 約486
ペディグリー 10 3,475 約347
ユーカヌバ 2.7 4,082 約1,151

※価格は定価です(消費税込み)

プレミアムフードは1,000円以上を推奨しているので、値段的にはおすすめできることになりますが、中身はどうなのでしょうか。

ドッグフードプリモの原材料

気になる原材料を見てみましょう。今回は「プリモフード ベーシック」を参考にしました。

生ミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉)玄米粉、押し麦、雑節、サツマイモ、ジャガイモ、ココナッツ種皮、煎りゴマ、ひまわり 油、グレインソルガム、コーングルテン、ビール酵母、ホエイタンパク、発酵 大豆(納豆菌)、オートミール、海藻粉末、カルシウム粉末(卵殻カルシウム 、牛骨カルシウム)、L-リジン、脱脂粉乳、イソマルトオリゴ糖、DL-メチオ ニン、乳酸菌群プリモ公式ページより抜粋

気になるところに下線を引いています。詳しく見ていきましょう。

生ミンチ肉
国産のドッグフードに多い主原料が穀物ではなく、肉類を使用しているということで評価できるポイントです。

多種の肉を使うことでそれぞれは低用量になるので、アレルギーの予防になるとしていますが、種類が多いとアレルギーになったときに特定しにくいというデメリットがあります。
しかし主原料は肉類が50%ということで、動物性タンパク質が豊富なドッグフードといえます。

穀物
玄米粉と押し麦の穀物が入っています。もともと肉食の犬は穀物の消化が苦手なので、ドッグフードに穀物は好ましくありません。
グレインソルガムも穀物の一種できびの仲間です。アレルギーも少なくそれほど悪いものではないですが、コーングルテンはアレルギーの心配があり注意が必要です。

ドッグフードプリモまとめ

原材料も値段的にも、一般の国産ドッグフードのような悪いものではありませんでした。
ただ保存料や酸化防止剤などを使用していない「自然派総合栄養食」ということで、一般のドッグフードよりも消費期限が短くなっているので注意してください。