ユーグレナのドッグフードの原材料や特徴を徹底調査!

ユーグレナのドッグフード

みなさんは「ユーグレナ」が「ミドリムシ」のことだというのをご存知でしょうか。ミドリムシといえば、理科の授業で顕微鏡をのぞいて見たことがある人も多いと思います。
あのミドリムシが、実はダイエットや美容のために今注目されているのですが、ミドリムシがはいったドッグフードあるのです。

そこで今回は、ミドリムシが入ったユーグレナ・ファームのドッグフードについてまとめました。興味がある人も、知らなかったという人も参考にしてください。

ユーグレナ・ファームの特徴

ユーグレナは株式会社ユーグレナが販売する日本産のドッグフードです。ユーグレナはどんな特徴があるのでしょうか。

ラインナップ
小型犬用と超小型犬用の2タイプのみで、それぞれチキン、ポーク、ツナの3種類があります。

石垣産ユーグレナ
ユーグレナ(ミドリムシ)が配合されているのが最大の特徴です。ユーグレナは、栄養素の消化吸収を邪魔する植物特有の「細胞壁」を持っていません。
医療の分野などでも注目されている独自成分のパラミロンのほか、59種類もの栄養素が含まれていて、犬の必須アミノ酸が全て含まれています。ドッグフード100g当たりに100mg(約1億個)のミドリムシが含まれています。

国産素材
主原料は「高品質」「安心」「安全」をコンセプトに全て国産素材を使用しています。鶏肉と豚肉は飼育している環境や方法が明確な国産品だけを使用し、どこの漁場でとれたのか水揚げ地や船名までわかる確かなものだけを使用しています。

賞味期間
製造日より1年になっています。保存料や酸化防止剤は使用していないので、開封後は早めの消費をおすすめします。

購入方法
ユーグレナオンライン、イオンペットの店舗と、イオンペットの公式通販サイトで購入できます。販売店舗に関しては、お近くの店舗で問い合わせてください。

ユーグレナ・ファームのコストパフォーマンス

ユーグレナのコスパはどのようになっているのでしょうか。ホームセンターなどでも売られている、みなさんもご存知の有名なドッグフードと比較してみました。

品名 1袋(kg) 価格(円) 1kg当たり(円)
ユーグレナ 2 5,810 2,905
アイムス 5 2,434 約486
ロイヤルカナン 3 4,514 約1,504
ペディグリー 10 3,475 約347
ユーカヌバ 2.7 4,082 約1,151

※価格は定価です(消費税込み)

比較してみると一目瞭然ですね。プレミアムドッグフードの中でも「超」がつくほど高級なのがお分かりいただけると思います。ユーグレナ(ミドリムシ)という珍しい材料が入っているからなのでしょうね。
それにしてもドッグフードで1kgあたり3,000円弱というのはあまりにも高すぎて、現実的ではない気がしますがどうでしょうか。

ユーグレナ・ファームの原材料と成分

気になる原材料と成分を見てみましょう。期待が高まりますね。今回は「ユーグレナ・ファームのドッグフードチキン(小型犬用)」を参考にしました。

鶏肉、大麦、はだか麦、黒米、おから、米ぬか、菜種油、ユーグレナグラシリス、昆布、押麦、玄米、ハト麦、あわ、きび、ソバ米、大豆、とうもろこし、ビール酵母、ビタミンミネラル(Na、P、Cl、K、Ca、Mn、Fe、Cu、Zn、I、ビタミンA、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム、ビタミンD、ビタミンE)ユーグレナオンラインショップより引用

気になるところには下線を引いています。詳しく見ていきましょう。

鶏肉
主原料(一番配合の多いもの)は鶏肉が使われています。ドッグフードの原材料では避けたい「◯◯ミール」「◯◯エキス」「◯◯粉」などのような表記でなくしっかり明記されていて、飼育環境や飼育方法が明確な国産品ということなので安心できます。

穀物
一応主原料は鶏肉になっていますが、これだけ穀物が多いと主原料は穀物といってもいいのではないでしょうか。
グルテンが多いといわれる小麦が入っていないものの、これだけ種類が多いと「う~ん」と頭をひねってしまいます。とくに大豆、トウモロコシは粗悪なドッグフードにもよく入っている材料です。

菜種油
粗悪なドッグフードに多い動物性油脂(脂肪)、植物性油脂などの表記ではなく、菜種油としっかり明記されているので安心できます。

ユーグレナグラシリス
59種類もの栄養素が詰まっていて、犬の必須アミノ酸が全て含まれているというユーグレナを使用しているドッグフードは、ほかにはない珍しいドッグフードです。

ユーグレナのドッグフードまとめ

ミドリムシという珍しい材料が入っていて、栄養素が59種類や必須アミノ酸が全てはいっているなど魅力的に感じましたが、穀物がたくさん入っているのが残念に思いました。
特に大豆やとうもろこしなどはアレルギーを起こしやすく、粗悪なドッグフードには必ずといってもいいほど入っている食材です。

とはいえ、ミドリムシが入っているドッグフードは他にありません。穀物アレルギーがなければ試してみてもいいドッグフードではないでしょうか。