ドッグフードにアボカドが使用されている「アボダーム」という商品があります。アボカドは犬に食べさせてはいけないのでは?と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「アボダーム」というドッグフードについて評価したいと思います。
購入を検討されている人は参考にしてください。
お品書き♪
ドッグフードアボダームの特徴
アボダームは原産国がアメリカのドックフードですが、どんな特徴があるのでしょうか。
アボカド
アボダームの一番の特徴といえば、原材料にアボカドがはいっていることです。アボカドは皆さんもご存知のように「世界一高栄養の果実」といわれるほど栄養価が高い食品です。
11種類のビタミン、14種類のミネラルを含んでいて天然のマルチサプリメントともいわれ、犬に必要な抗酸化ビタミンであるビタミンA、C、Eが豊富に含まれています。
オーブンベイクド製法
一般的なドッグフードと違い、アボダームは時間と手間をかけてオーブンでじっくり焼いています。そのため素材が持つ栄養がそのまま生かされており、少ない量でもたっぷりの栄養を吸収することができます。
ドッグフードアボダームのコストパフォーマンス
アボダームのコスパはどのようになっているのでしょうか。「アボダーム オリジナルチキン」とホームセンターなどで売られている、皆さんもご存知のドッグフードと比較してきました。
品名 | 1袋(kg) | 価格(円) | 1kg当たり(円) |
---|---|---|---|
アボダーム | 2.4 | 4,227 | 約1,761 |
アイムス | 5 | 2,434 | 約486 |
ユニ・チャーム愛犬元気 | 6 | 2,484 | 414 |
ペディグリー | 10 | 3,475 | 約347 |
※価格は定価です(消費税込み)
ドッグフードアボダームの原材料と成分
気になる原材料を見てみましょう。今回は「アボダーム オリジナルチキン」を参考にしました。
乾燥チキン、玄米、白米、オートミール、トマト繊維、亜麻仁、乾燥アボカド果肉、鶏脂肪、ナチュラルフレーバー、塩化カリウム、塩、海藻、乾燥ニシン、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ビタミンC、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンB6、ビタミンD3、葉酸)、ミネラル(硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、セレニウム酵母、銅アミノ酸キレート、硫酸銅、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム)、アボカドオイル、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・カゼイ、ビフィドバクテリウム・サーモフィラム、エンテロコッカス・フェシウム
※アボダーム公式より引用
成分
粗タンパク質 | 21%以上 | 粗脂肪 | 11%以上 |
---|---|---|---|
粗繊維 | 4.0%以下 | 水分 | 10%以下 |
粗灰分 | 7.0%以下 | 代謝エネルギー | 332kcal/100g |
原材料で気になるところに下線を引いています。ひとつずつ見ていきましょう。
玄米、白米、オートミール
原材料に穀物が含まれています。米やオートミール(オーツ麦)は小麦やトウモロコシほどアレルギー性は少ないものの、犬にとって消化吸収の悪い食材です。
ドッグフードはグレインフリー(穀物不使用)を理想とします。
乾燥アボカド果肉
アボダームの一番の特徴でもあるアボカドは「犬が食べてはいけない食材」にあげられていて、気にされている人も多いと思います。
輸入代理店の株式会社BIペットランドでは、
アボカドが毒性を持っているのは皮、種、枝、葉などの部分です。アボダームに使用されているのは果肉部分とオイルだけなので安全です。発売されてから30年余りで何百万頭の犬、猫がアボダームを食べていますが、一度も中毒の報告がありません
としています。
ドッグフードアボダームの口コミ
アボダームに対しての実際の口コミを紹介します。購入を検討している方は参考にしてください。
前回注文したのはビーフなのですが、今回は味を変えてチキンにしてみました。
ビーフよりも小粒でした。大型犬には物足りないようですが、パピーは喜んで食べています。お腹も調子いいし、オイルコーティングされていないから油っぽくなくて、体によさそうです。
香ばしい香りがドッグフードというより、人間が食べるスナック菓子のようですね!
犬によっては食いつきが悪いという声も聞かれますが、好き嫌いが激しく食が細い子でもアボダームなら喜んで食べてくれます。おなかの調子と毛づやもいいし、何よりこのドッグフードだけは涙やけしないところが嬉しいポイントです。
うちのワンコ達は喜んで食べてくれます。油っぽくなくサラサラしていてからだにもよさそうです。大きさが不揃いなところはありますが、あまり気にはならないです。
涙やけにいいと聞いて購入しましたが、うちの子には特に効果は見られませんでした。
使い続ければ効くのかもしれませんが、アボカドを使っているのが気になるのでやめようと思います。
ドッグフードアボダームの総合評価(まとめ)
アボカドの毒性については未だ謎の部分が多く、詳しいことがわかっていないこともあるようです。今まで中毒の報告はないということですが、怖いような気もします。
しかし、アボカドの危険さえなければ、アボダームは栄養価の高い良いドッグフードといえるでしょう。