手作りドックフードのレシピや量・作り方を解説!メリットデメリット!ダイエットにも効果的?

犬の手作りご飯

ドッグフードは購入したものを使っているという方がほとんどかと思いますが、手作りでドッグフードが作れるということはご存知ですよね。
では、そんな手作りドッグフードを与えるメリットやデメリット、さらには手作りドッグフードの作り方から注意点まですべてここでお伝えしていきたいと思いますので、必見ですよ。

どうしてドッグフードを手作りにする必要があるの?

なにもドッグフードを手作りにすることは義務ではありませんが、これをする必要があることもあります。
その理由とは一体どんなことなのでしょうか。

ドライフードだけだと愛犬が食べないから
カリカリしたドライフードだけだと食べないという、ちょっとグルメなワンちゃんもいますよね。
そんなワンちゃんには手作りドッグフードで好みの硬さの食べ物を与えることができます。

水分を愛犬があまり取らないから
人間も水分をたっぷりとる人と、気が付いたら1日ほとんど水分をとっていないという人もいますよね。
犬も水分をあまり取らない犬というのはいて、そういった犬に手作りドッグフードで水分を補給することができます。

健康に欠かせない酵素を得られる!
特に、生の野菜や果物にはたっぷりと酵素が含まれています(酵素は熱に弱いので加熱は厳禁です)。
そうすると、腸の働きが活発化するので、胃腸の調子を整え、健康をキープするのに役立ちます。

食物アレルギーを持っているから
最近は本当にアレルギー持ちの動物たちが増えていますから、そんな食物アレルギーを持つ愛犬のために手作りドッグフードが必要になることもあります。

フレッシュな食事を食べさせたいから
愛犬を家族と同じように思っている飼い主はたくさんいるでしょう。
そんな愛犬のことを考えれば、ドライフードよりもフレッシュでヘルシーな食事を食べさせたいと思いますよね。

ドライフードが噛み切れないから
幼犬や老犬は、歯が弱いため、ドッグフードを噛み砕いて食べることが困難です。
そのため、手作りドッグフードにしてあげることで、愛犬に合わせた食事の硬さにできます。

ドッグフードを手作りするメリットは?

ドッグフードを手作りすることでどんなメリットがあるのかということを抑えておきましょう。

水分補給ができる
ドライフードではありませんから、食事をとることで、栄養素だけでなく、水分を補う役目を果たしてくれます。

旬の素材を与えられる
その時々、旬の素材というものがありますし、これを食べることで、体にはとても有効です。
そういったことを愛犬にもできるというのは嬉しいですし、愛犬の体も喜びます。

それぞれの犬に合わせた食事ができる
それぞれの犬によって体質や好み、年齢、サイズなどが変わりますが、ドッグフードを手作りにすることで、それぞれの犬に合わせたドッグフードを食べさせてあげられます。

フレッシュで安全な食材を与えられる
ドッグフードの中には人工添加物などをたくさん使っているものだってあります(大概安物)。
それに、1度封を開けてしまえば、酸化しにくい方法をとっていても、少なからずドッグフードは参加してしまい、到底フレッシュだといえません。
しかし、手作りドッグフードにすれば、毎回安全な食材を選んで、その都度調理してあげられるので、フレッシュで安全な食材を愛犬に与えることができます。

愛情をかけることができる
愛犬も家族の一員です。
ドッグフードは「犬に与えている」感じがするという方がしてしまいますが、手作りドッグフードにすれば、「家族の食事」という感じになりますし、より愛犬に愛情をかけることができます。

ドッグフードを手作りするデメリットって何?

ドッグフードを手作りすることはメリットだけでなくデメリットもありますので、どういったことなのか見ていきましょう。

手間がかかる
ドッグフードであれば、規定の量をお皿にとって挙げるだけですから、こんなに簡単なことはありませんよね。
しかし、手作りドッグフードとなれば、保存がききませんから、食事の度にそれを作らなければなりませんし、食事の回数が多くなる幼犬や老犬ともなれば、その手間は倍増します。

栄養バランスを気遣わなければいけない
ただ単に手作りドッグフードを与えれば良いというわけではありません。
手作りにする際には、栄養バランスを考えて作らなければならないので、それを調整するのが厄介と感じる所が出てくるでしょう。

持ち運びしにくい
ずっと家にいる分なら問題ありませんが、例えば、どこかに旅行に行くとか、ちょっと遠出して、大きな公園へ犬を連れていくとなると、やはり犬にも食事が必要になります。
ドライフードなら、ジップロックなどに入れて適当に持っていくことができますが、手作りドッグフードとなると、気軽に持ち運びできないものもあるので、不便さを感じる方も出てきます。

手作りドッグフードの情報が少ない
手作りドッグフードに関する情報が少ないというのも実情です。
そのため、愛犬の口に合わず、手作りドッグフードを食べてほしくても食べてもらえないということもあり得ます。

手作りドッグフードに必要な栄養素と食材は?

手作りドッグフードを作る際には栄養バランスをしっかりと考えなければなりません。
では、どんな栄養素が必要で、どんな食材を使ったら良いのかということを見ていきましょう。

犬にとって1番大切な栄養素は、たんぱく質、中でも動物性たんぱく質となっており、これが犬に筋肉をつけ、運動しやすい体にしてくれます。
さらに、炭水化物、脂質、ビタミンやミネラルは人間にとっても欠かせない栄養素ですが、犬にとっても同じです。
「たんぱく質や炭水化物、脂質なんて、肥満になってしまわない?」と、気にされる方もいるでしょう。
しかし、これらはすべて犬が活動するためのエネルギーとなりますし、逆に炭水化物が少ない場合は便秘になりやすくなったりするので、注意が必要です。
必要な栄養素を必要な量与えてある程度運動もさせれば、犬は肥満になることはないので安心してください。
そのためにも、飼い主であるあなたが徹底的に犬の給与量や体調をしっかりと管理することも大切です。

また、栄養素の正確な配分というのは存在していません。
例えば、たんぱく質30~50%に対して、炭水化物が2,30%に野菜類が2,30%というようにする方が多いのですが、せっかく手作りドッグフードにするのですから、愛犬の好みや状態に合わせて廃業は調節するというのが1番ですよ。

手作りドッグフードを作ろう!その方法は?

では、早速手作りドッグフードを作ろう!と、思っていても、その方法がわからなければ始まりませんよね。
そこで、ここではインスタグラムに愛犬の手作りドッグフードを投稿していた方の作品と作り方をご紹介したいと思います。

https://www.instagram.com/p/Bk3wYP8BdQa/?utm_source=ig_embed
作り方はいたって簡単です。
ミンチにした肉、人参、じゃがいも、キャベツ、ご飯、チーズとゆで卵を牛乳で煮ただけというもの。
野菜もたっぷり、乳製品やたんぱく質もしっかりと入っていて栄養バランスは抜群です。
しかも、人間が食べても良いくらいに美味しそうですよね。

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今回のカンタご飯レシピ備忘録 鶏肉1.1kg、豚肉300g、卵5個、納豆5パック、豆腐1丁、トマト缶2缶、人参4本、かぼちゃ700g、お米400g、もずく50g、えのき1房、しめじ1房、すり胡麻25g、海塩10g、オリーブオイル 写真撮ってないで、はよ食わせろ! #ワンコゴハン #犬ゴハン #手作り食 #手作りドッグフード #レシピ #アレルギー食 #カンタ11歳 #マルシーズー #シーズー #マルチーズ #ミックス犬 #保護犬 #キャンプ犬 #犬好き #いぬすたぐらむ #犬バカ部 #犬キャンプ #キャンプ #アウトドア #インスタ萎え #dog #dogfood #dogstagram #dogcamp #camp #camping #outdoor

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鶏肉1.1kg、豚肉300g、卵5個、納豆5パック、豆腐1丁、トマト缶2缶、人参4本、かぼちゃ700g、米400g、もずく50g、えのき1房、しめじ1房、すり胡麻25g、海塩10gの材料をオリーブオイルで炒め煮したものです。
これなら保存もできるのでらくちんですよね。
たんぱく質もたっぷりと含まれていますが、ビタミンやミネラルまでしっかりと取ることができる内容になっています。


作り方は、野菜を細かく切って炒め、ドックフードを野菜炒めに混ぜます。
豚肉をしっかり焼いておき、これを小さく切って野菜炒めの上に乗せれば完成です。
ドッグフードもちょっと入れているのがポイントです。
すごく見た目も豪華でワンちゃんの食欲もわきそうです。
ちなみにこの方、いくつかの手作りドッグフードを掲載していてどれも美味しそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

手作りドックフードを作る際の注意点は?

手作りドッグフードを作る際にはどんな転にこだわって作るべきなのでしょうか。

具材はあまり変えない
「毎日同じ味だと飽きてしまうだろう」と、考える方は多いでしょうが、手作りドッグフードを作る際に、あまり具材は変えないでください。
なぜなら、そうすることで愛犬の体には合っていない食材を使った時にどれが良くない食材だったのかわからなくなるからです。
ですので、10日に1度くらいのペースで具材はかえていきましょう。

見た目よりも犬の食べやすさを考える
特に、日本人は食事のバランスや彩りをしっかりと考える性質なので、手作りドッグフードに対してもそうなってしまう人も多いです。
しかし、見た目よりも、犬がそれを食べた時に食べやすいこと、また、消化がしやすいようにしてあげることを優先してあげましょう(ブレンダーなどにかける)。

手作りドッグフードに失敗しそう・・・それならトッピングを!

手作りドッグフードをあげる自信がない方はドッグフードにトッピングをしてみてはいかがでしょうか。
完璧な手作りではなく、ドッグフードにトッピングするだけなので簡単ですし、これらの素材は安全なので使ってみましょう。
ただし、トッピングする際には、ドッグフードの量をいつもより3割程度減らすことを忘れないでくださいね。

手作りドッグフードは栄養バランスを考えて作ってあげよう!

手作りドッグフードにする際に1番重要なのは栄養バランスが良いものを作るということです。
また、見た目よりも犬の体を考えた食べやすいものにすることなどに注意しましょう。
そんなに考え過ぎる必要はありませんので、まずはトッピングから始めてはいかがでしょうか。