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ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフード5選!餌選びのポイントと注意点

遺伝性疾患にかかりやすいゴールデンレトリバーの健康寿命を伸ばすためには、体調管理が欠かせません。

この際重要になるのが、毎日あげる食事の質です。

ただ、ゴールデンレトリバーと一口に言っても、抱える悩みはそれぞれ。

たくさんの種類があるドッグフードの中から、飼い主が責任をもって愛犬の健康につながる商品を選んであげなければなりません。

そこでここでは、

  • ゴールデンレトリバーならではのドッグフード選びのコツ
  • ゴールデンレトリバー向きのおすすめドッグフード
  • ゴールデンレトリバーのご飯に関する注意点

などを紹介しています。

この記事を読めば、愛犬に最適なドッグフードを自信をもって選べるようになれます。
もくじ

ゴールデンレトリバーのドッグフードの選び方

ゴールデンレトリバーのドッグフード選びのポイントは、5つあります。

  • 主原料に動物性タンパク質が使われているものを選ぶ
  • 低脂質なものを選ぶ
  • 低糖質なものを選ぶ
  • 骨・関節軟骨成分が含まれているものを選ぶ
  • 不要な添加物が含まれていないものを選ぶ

それぞれの詳細は、以下で解説しています。

主原料に動物性タンパク質が使われているものを選ぶ

肉食に近い雑食であるゴールデンレトリバーには、主原料に良質な動物性タンパク質が使われているドッグフードをあげるのがおすすめです。

特にゴールデンレトリバーは、外耳炎や皮膚炎などの皮膚トラブルを起こしやすい犬種でもあります。

これは、魅力でもある長く密集した被毛が、蒸れによる湿疹や体の痒みの原因になりやすいためです。

遺伝性の皮膚疾患を持っていることも多く、その場合、根本的な改善は簡単には見込めません。

ただし、ドッグフードを通して良質な動物性タンパク質をきちんと採ることで皮膚のバリア機能を高め、健康な状態を維持する効果が期待できます。

逆に、植物性原料中心の食事では胃腸への負担を増やし、皮膚や被毛トラブルを引き起こしがちです。

できれば、動物性原料の割合が50%以上含まれていると明記されているものを目安に選んであげると安心です。

低脂質なものを選ぶ

脂質は、健康な体作りに欠かせない重要な栄養素のひとつです。これは人もゴールデンレトリバーも同じです。

ただし、与え過ぎは肥満の原因にもなりかねません。

特に、海外製のドッグフードは脂質が高い傾向にあるので注意が必要です。

室内で過ごす成犬のゴールデンレトリバーの場合、脂質20%以上のドッグフードをあげる必要はありません。

ドッグフードに含まれる脂質量の平均値15%程度を目安にし、肥満気味の子にはより脂質量を控えた10%前後のものを選んであげましょう。

肥満が万病のもとになるのは犬も人も同じです。太り気味な子には特に、低脂質のドッグフードをおすすめします。

低糖質なものを選ぶ

ゴールデンレトリバーは、骨肉腫や血管肉腫、乳腺種、リンパ腫などの腫瘍系疾患にかかりやすい犬種と言われています。

これらの腫瘍は糖質を栄養源としているため、「糖質高めのドッグフードはゴールデンレトリバー向きではない」という見解もあります。

ドッグフードに糖質量が明記されているものはほぼないものの、原材料名の最初が「穀物」と記載されているものは糖質が高い傾向にあります。
原材料をくまなく確認したうえで、ドッグフードは選びましょう。

骨・関節軟骨成分が含まれているものを選ぶ

ゴールデンレトリバーなどの大型犬は、股関節形成不全になりやすいと言われています。

この股関節形成不全は遺伝的要因が大きいものの、肥満による骨への負担が症状を悪化させてしまいます。

そのため、肥満防止と合わせて、関節サポート成分が配合されたドッグフードがゴールデンレトリバーには向いています。

関節サポート成分としては、グルコサミンコンドロイチン硫酸MSMが有名です。

これらの成分が配合されたドッグフードで、関節ケアをしっかりしてあげましょう。

シニアになっても自分の脚で元気に歩いてもらうためにも、幼犬のときから関節ケアを意識したドッグフードをあげるのがおすすめです。

不要な添加物が含まれていないものを選ぶ

たくましい見た目とは裏腹に、ゴールデンレトリバーは遺伝性疾患が多いデリケートな犬種です。

そのため、不要な添加物が含まれていないドッグフードを選ぶのがおすすめです。

具体的には、以下に示した添加物には注意が必要です。

BHA、BHT、エトキシン、没食酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、ポリリジン、亜硫酸ナトリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、プロピレングリコール、セレン化合物、ソルビトール、グリシリジン・アンモニエート、香料、調味料、膨張剤、二酸化チタン、赤色○号、黄色○号など

たとえば、発がん性を有する酸化防止剤であるBHA・BHT・エトキシンは、人の食材への使用は禁止されています。

にも関わらず、ドッグフードには配合されていることがあるのです。

少量であっても、摂取の必要がない添加物は避けた方が無難です。

一方で、栄養素を補ってくれる栄養添加物や、保存性を向上してくれる酸化防止剤の中には必要な添加物も存在します。

無添加のドッグフードは保存性が悪く使い勝手が悪いため、頑なに無添加にこだわる必要はありません

不要で危険な添加物が含まれないドッグフードを選んであげることが重要です。

ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフード

ゴールデンレトリバーにおすすめの、厳選したドッグフード5点を紹介していきます。

商品名 形状 主原料 カロリー(100gあたり) 価格(税込) 100gあたりの単価 こんな子におすすめ
モグワン ドライフード チキン&サーモン 361.5kcal 4,708円(1.8kg) 261.1円 食いつきが悪い子
ネルソンズ ドライフード 乾燥チキン 378kcal 8,580円(5kg) 171.6円 関節やお腹の調子が気になる子
アカナ アダルトラージブリード ドライフード 鶏肉 337.5kcal 4,719円(2kg) 235.9円 太り気味の子・関節の調子が悪い子
ウェルケア レトリバー専用 ドライフード 肉類(鶏肉・チキンミール) 330kcal 3,682円(12kg) 30.6円 健康状態が気になる子
ロイヤルカナン ゴールデンレトリバー専用フード ドライフード 肉類(鶏、七面鳥) 362kcal 20,330円(12kg) 169.4円 皮膚の調子が悪い子・太りやすい子

以下では、それぞれのドッグフードの詳細を解説しています。

モグワン

モグワン
公式URL:https://www.mogwandogfood.co.jp/cart

形状 ドライフード
対象年齢 全年齢
価格(税込) 4,708円 1.8kg
主原料 チキン&サーモン(生肉と乾燥肉)56.5%
脂質 10%以上
カロリー(100gあたり) 361.5kcal
骨・関節軟骨成分 グルコサミン・MSM・コンドロイチン
添加物 ビタミン類、ミネラル類
原産国 イギリス

上質なチキンとサーモンを総量の56.5%配合した、香料・着色料不使用のドライフードです。

脂質や炭水化物含有量が高すぎず、関節に良いとされている3大成分グルコサミン・コンドロイチン硫酸・MSMを配合。

この点が、ゴールデンレトリバー向きと言えます。

ただ、成犬のゴールデンレトリバー用としてはやや粒が小さめです。

ふやかして与えたり、手作りフードに総合栄養食をプラスしたい時にぴったりです。

手作りレシピを再現した味の良さにも定評があるので、食いつきの悪い子にもおすすめです。
モグワンはこちら

ネルソンズ

アカナ アダルトラージブリード
公式URL:https://www.nelsonsdogfood.jp/cart

形状 ドライフード
対象年齢 全年齢
価格(税込) 8,580円 5kg
主原料 乾燥チキン28%・チキン生肉22%・サツマイモ(肉類含有量50%)
脂質 11%以上
カロリー(100gあたり) 368kcal
骨・関節軟骨成分 グルコサミン・コンドロイチン
添加物 ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
原産国 イギリス

総量の50%に乾燥チキンやチキンの生肉を使用した、中・大型犬向けのドライフードです。

肉主体でグレインフリーなため消化が良く、脂質・炭水化物・カロリーが高すぎない点もゴールデンレトリバー向きです。

また、関節に良いグルコサミン・コンドロイチンや、腸内環境を整えてくれるオリゴ糖も配合されています。

関節やお腹の調子が気になるゴールデンレトリバーにもぴったりです。

アカナ アダルトラージブリード

アカナ アダルトラージブリード
https://acana.net/food/adult-large-breed-recipe/

形状 ドライフード
対象年齢 成犬用
価格(税込) 4,719円 2kg(Amazon参考)
主原料 新鮮鶏肉16%・乾燥鶏肉16%・乾燥七面鳥肉6%・新鮮鶏内臓4%・乾燥ニシン4%・卵4%・生カレイ4%・フィッシュオイル3%・鶏脂肪2.5%・生七面鳥レバー0.5%(肉類含有量60%)
脂質 15%以上
カロリー/100g 337.5kcal
骨・関節軟骨成分
添加物 酸化防止剤: 植物油から抽出したトコフェロール: 121mg, クエン酸: 40mg, ローズマリーエキス: 80mg
添加栄養素(1kgあたり): 3a890 塩化コリン: 700mg, 3b606 (亜鉛: 112.5mg), 3b406 (銅: 11mg), 3a821 ビタミンB1: 25mg, 3a841 ビタミンB5: 8mg, 3a831 ビタミンB6: 7.5mg, 3a672a ビタミンA: 5625 IU, 3a671ビタミンD3: 750 IU, 3a700 ビタミンE: 75 IU
添加腸球菌: 4b1707エンテロコッカスフェシウム菌NCIMB 10415 2.2×10^6 CFU
原産国 カナダ

最高品質の素材を使うことにこだわり抜いたドッグフードシリーズ「アカナ」。

中でもこの「アダルトラージブリード」は、大型犬に多い太り過ぎや関節障害に配慮し、炭水化物とカロリーが抑えられたドライフードです。

原料の60%には、カナダ産の新鮮な鶏肉や生のカレイなどの動物性タンパク質を贅沢に使用。

残り40%には、フルーツや野菜、ハーブがブレンドされた栄養満点のドッグフードです。

また、添加物は入っているものの、合成添加物がほぼ使われていない安心感も魅力です。

アカナには、そのほかにもさまざまな愛犬の悩みに寄り添ってくれるドッグフードがあります。太り気味のゴールデンレトリバーには、「ライト&フィット」がおすすめです。

ウェルケア レトリバー専用

ウェルケア レトリバー専用
公式URL:https://www.yeaster.co.jp/d/wellcare_dog/index.html

形状 ドライフード
対象年齢 全年齢
価格(税込) 3,682円 12kg(Amazon参考)
主原料 肉類(鶏肉・チキンミール)・米糠・コーングルテンフィード
脂質 11%以上
カロリー/100g 330kcal
骨・関節軟骨成分 グルコサミン・コンドロイチン・コラーゲン・カゼイン・ホスホ・ぺプチド(CPP)
添加物 香料(ローストガーリックオイル)、ビタミン類(コリン、E、A、パントテン酸、B2、B12、ビオチン、D3)、アミノ酸類(L-トリプトファン)
原産国 日本

レトリバー種の特徴に合わせて作られた、国産の専用フードです。

大型犬であるゴールデンレトリバーがトラブルを起こしやすい関節や皮膚、被毛、お腹、眼の健康維持にとことん配慮。

ゴールデンレトリバーならではの悩みに、しっかり寄り添いたい飼い主さんにぴったりです。

高齢期のレトリバー専用に作られた「ウェルケア レトリバー専用 シニアステージ」もあります。愛犬の年齢によっては、こちらがおすすめです。

ロイヤルカナン ゴールデンレトリバー専用フード

ロイヤルカナン ゴールデンレトリバー専用フード
公式URL:https://shop.royalcanin.jp/

形状 ドライフード
対象年齢 成犬~高齢犬
価格(税込) 20,330円 12kg
主原料 肉類(鶏、七面鳥)、コーン、米、小麦
脂質 11%以上
カロリー/100g 362kcal
骨・関節軟骨成分 グルコサミン
添加物 アミノ酸類(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン)、ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、Mn、Zn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
原産国 フランス

美しい金色の被毛が魅力のゴールデンレトリバーは、皮膚トラブルを起こしやすい犬種です。

そんなゴールデンレトリバーの、皮膚の健康維持に欠かせないEPA・DHAなどの栄養素を配合。

さらに、太りやすい体質に配慮して細かくカロリー調整が施された、ゴールデンレトリバー専用フードです。
ゴールデンレトリバーが食べやすいよう、最適な大きさ・形・食感にまでこだわって開発されたドライフードです。

ゴールデンレトリバー専用フードと全犬種用フードの違い

専用フードには、その犬種がかかりやすい病気の予防につながる成分が配合されていたり、そのほかにもさまざまな工夫が盛り込まれています。

ゴールデンレトリバーは、肥満や関節の病気になりやすい犬種です。

そのため、専用フードには肥満になりにくく、かつ少量でも満足感を得やすい工夫が施されたものや、関節サポート成分が入っているものが多いです。

ゴールデンレトリバー特有の悩みをしっかりケアしたい人には、専用フードがおすすめです。

ただ、専用フードは一般的なドッグフードに比べて選択肢が限られてしまいます。

たくさんの候補からより最適なドッグフードを選びたい場合、全犬種用フードの方が好みのものを見つけやすいというメリットもあります。

専用フードにも全犬種用フードにも、それぞれにメリット・デメリットがあります。特徴を理解した上で、より最適な方を選びましょう。

ゴールデンレトリバーの1日の給餌量や回数

ゴールデンレトリバーの1日の給餌量や回数の目安を、以下の表にまとめました。

ライフステージ 体重 1日の給餌量 餌を与える回数
幼犬(0~1歳) 3~35kg 75~875g 1日3~4食
成犬(1~7歳) 25~35kg 625~875g 1日2食
老犬(7歳~) 25~35kg 625~875g 1日3~4食

1日に必要な給餌量の目安は、下記式で計算することができます。

犬の体重(㎏)÷40=必要な餌の量(kg/1日)

体重が大きく変わることがない成犬になってからは、適量を把握しやすくなるでしょう。

一方で、幼犬期は体重の変動が大きく、成長に合わせてこまめに餌の量を変える必要があります。

特に、0歳から6ヶ月あたりまでの幼犬は、消化器官の発達が未熟です。量のこまめな調整とともに、数回にわけて食事をあげることも重要です。

また、歳とともに消化器官が少しずつ弱ってくる点にも注意しなければなりません。

体への負担を考慮して、老犬も幼犬と同じように、食事回数をこまめにわけてあげるのがおすすめです。

必要とする餌の量は年齢や体格だけでなく、ライフスタイルや与えるご飯の種類によっても変わります。この数字はあくまで目安です。

ゴールデンレトリバーがドッグフードを食べない理由

ゴールデンレトリバーがドッグフードを食べてくれない代表的な理由としては、以下の4つが考えられます。

  • 体調不良や病気
  • 老化
  • 運動不足やストレス
  • わがまま

以下では、それぞれの詳細と対処方法を紹介しています。

体調不良や病気

ゴールデンレトリバーは基本的に食欲旺盛な犬種です。

そのため、ドッグフードを食べなくなる最も多い理由は、体調不良や病気です。

特に、急に食べなくなったときには注意が必要です。

食欲の低下以外に、気だるそうにしていたり目が充血していたり、あるいはおしっこの色などに変化は見られませんか。

あてはまる場合には、何かしらの病気にかかっている可能性があります。

また、食欲不振以外の症状が見られなくても、数日食べない状態が続いている場合はそのままにしておくべきではありません。

少しでも違和感を覚えたら、かかりつけのお医者さんに一度診てもらいましょう。

老化

シニア犬になると、基礎代謝の低下や嗅覚のにぶり、内臓機能の衰えなどにより、食欲が少しずつ減っていくことがあります。

年齢を理由にご飯を食べられなくなる場合、急激にではなく、ゆるやかに食欲がなくなっていくのが特徴です。

食欲不振の原因に老化が疑われる場合、ご飯に以下のような工夫を施してみるのがおすすめです。

  • 温めたりトッピングを加えることでフードのニオイを強くする
  • ドッグフードをふやかして飲み込みやすくする
  • 食べやすい缶詰や流動食にする
  • シニア犬向けのドッグフードに切り替える

運動不足やストレス

単なる運動不足で、食欲不振に陥ることもあります。

日常的にドッグランや公園で走り回れる時間を確保できるのが理想です。

ただ、現実としてなかなか難しい場合は、室内でも構いません。

その場合はボール遊びなどを積極的に行いましょう。

また、構われすぎも構われなさすぎもストレスとなり、食欲低下を引き起こすことがあります。

留守番をさせることが多い子は思いっきり一緒に遊ぶ時間を確保しましょう。

反対に構いすぎている場合には、ゲージでゆっくり過ごす時間を確保してあげるのがおすすめです。

ほどよいスキンシップで、愛犬の運動不足やストレスを上手に発散させてあげましょう。

わがまま

人に構ってもらうことが好きなゴールデンレトリバーは、甘えたいがためにご飯を食べなくなることがあります。

その際、食べてくれないからといって遊び感覚でご飯をあげたり手から与えるのは厳禁です。

あくまでご飯は自分で食べなければならないものとして、お皿から食べさせ、ちゃんと食べたら褒めてあげましょう。

また、ご飯より嗜好性の高いおやつが欲しくてご飯を食べなくなることもあります。

愛犬が喜ぶ姿を見たくて、つい人のご飯やおやつをあげたくなる気持ちはわかります。

ただ、ゴールデンレトリバーは、非常に賢い犬種です。

食べないことを理由におやつをもらえた経験をきっかけに、好き嫌いがより激しくなってしまうこともよくあります。

人のご飯やおやつばかり欲しがる場合、ご飯以外の食べ物を与えるのを一度完全にやめてみるのがおすすめです。

愛犬に長く健康にいてもらうためにも、甘やかしすぎず、時には厳しくしつけることが大切です。

ゴールデンレトリバーのご飯にまつわる注意点

ドッグフードは、愛犬の年齢や体質にあったものを選ぶことが重要です

また、手作りフードをあげる場合、ゴールデンレトリバーの害になってしまう食材の使用には注意しなければなりません。

以下では、ドッグフード、手作りフードそれぞれをゴールデンレトリバーにあげる際の注意点を紹介しています。

ドッグフードをあげる場合

ドッグフードは基本、犬が健康に生きていくために必要な栄養素をバランス良く配合した、いわば理想の食事です。

ただ、ドッグフードにはたくさんの種類があり、それぞれに特徴が異なります。

そして、ゴールデンレトリバーと一口で言っても、ひとりとして同じ子はいません。

愛犬の年齢や健康状態、体質に合わせてドッグフードを選んであげることが健康維持には欠かせません。

ぴったりなドッグフードを選んであげるためにも、責任をもって正しい知識を身につけておく必要があります。

手作りフードをあげる場合

食欲旺盛な子が多いゴールデンレトリバーではあるものの、中には食が細い子もいます。

そして、食が細い子に手作りフードをあげると、食いつきが良くなることがあります。

新鮮さを理由に興味を持ってもらいやすく、入っているものを正確に把握できるところも手作りフードの魅力のひとつです。

ただし、人が美味しいと感じる食べ物の中には、犬であるゴールデンレトリバーの健康を害してしまう食べ物があります。

具体的には、以下の食材をゴールデンレトリバーにあげてはいけません。

アーモンド、アボカド、アルコール類、イカ、キシリトールを含む食べ物、グレープフルーツ、コーヒー、ココア、チョコレート、にら、にんにく、玉ねぎ(ねぎ類)、ピーナッツ、ぶどう、パン、レーズンなど

覚えておく必要はないものの、少しでも迷ったら、あげて良い食べ物かどうか逐一確認してから調理するのがおすすめです。

ほんの少しであっても、命に関わる事態を引き起こすこともあります。手作りフードをあげる際には、細心の注意を払いましょう。

ゴールデンレトリバーのドッグフードに関するQ&A(よくある質問)

以下に、ゴールデンレトリバーのドッグフードに関するよくある質問をまとめました。

ゴールデンレトリバーの涙やけはドッグフードで対策できる?

食事が原因で涙やけになっている場合、ドッグフードを変えることで症状が緩和することがあります。ただ、涙やけの原因は食事以外にも考えられるので、症状がひどい場合、自己判断は避け、早めに動物病院で診てもらいましょう。

ゴールデンレトリバーの年間の餌代はいくら?

成犬のゴールデンレトリバーにパッケージに書かれている給餌量をあげ続けた場合、1ヶ月で2万円から2万5千円ほど餌代がかかるのが一般的です。年間の餌代の平均的な数字としては、24万円から30万円が目安と言えます。

ゴールデンレトリバーに手作りフードはどう?

基本手作りのフードを与えても問題ありませんが、その際、栄養バランスに注意しなければなりません。ドッグフードは必要な栄養素を総合的に計算して作られているので、主食はドッグフードにするのがおすすめです。

ゴールデンレトリバーのドッグフードの切り替え方は?

ゴールデンレトリバーにあげるドッグフードを変える場合、1週間から10日かけて、1日1割ほど新しいドッグフードを混ぜる割合を増やし、徐々に新しいものに置き換えるのが一般的です。しかし、中にはフードの成分や水分量の変化に消化器系がすぐ適応できない子もいるので、愛犬の反応を見ながら必要なら1ヶ月ほどじっくり時間をかけて切り替えるようにしてください。

ゴールデンレトリバーのドッグフードの保存方法は?

保存がきくドライフードは、小分けパックに移し替えたうえで、冷暗所で保管するのがおすすめです。半生タイプを含めたウェットフードは、水分量が多くドライフードに比べて腐りやすいので、開けたら即使い切るのが基本です。万が一残ってしまった場合は、密閉容器に移して冷蔵庫で保管し、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

肥満気味のゴールデンレトリバーにも同じドッグフードで良い?

肥満気味のゴールデンレトリバーには、低脂肪・低炭水化物・低カロリーのドッグフードをあげるのがおすすめです。 ゴールデンレトリバーは、太りやすい犬種ではあるものの、成犬の平均体重は25から34kg前後が理想とされています。 愛犬に長く元気にいてもらうためにも、太り気味の子には肥満に配慮したドッグフードをあげましょう。

ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフードまとめ

ゴールデンレトリバーは、遺伝性疾患にかかりやすい犬種です。

フード選びのコツを参考に、愛犬にあったドッグフードを選んであげることが健康維持には欠かせません。

今回紹介したドッグフード5点は、いずれもゴールデンレトリバーに自信をもっておすすめできるアイテムです。

栄養バランスの摂れた美味しい食事で、愛犬の健康寿命を伸ばしてあげましょう。

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もくじ