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フレンチブルドッグ向けおすすめドッグフード5選!餌の選び方や給餌量も解説

フレンチブルドッグは皮膚や関節にトラブルを抱えやすい犬種です。

さらに、太りやすい犬種でもあるため、餌選びに悩んでいる飼い主は多いことでしょう。

そこで本記事では、

などを紹介しています。

この記事を読めば、愛犬フレンチブルドッグにぴったりなドッグフードを自信をもって選べます。
もくじ

フレンチブルドッグのドッグフードの選び方

フレンチブルドッグのドッグフードの選び方のポイントは4つあります。

  • 高タンパク・低脂肪・低カロリーのものを選ぶ
  • オメガ3&6脂肪酸配合のものを選ぶ
  • 関節軟骨成分配合のものを選ぶ
  • 不要な添加物が配合されていないものを選ぶ

それぞれの詳細を以下で解説しています。

高タンパク・低脂肪・低カロリーのものを選ぶ

フレンチブルドッグは骨量が多く筋肉質な体格をしているものの、脂肪を溜め込みやすく太りやすい体質をしています。

筋肉質な健康体を維持するのにぴったりなのは、質の良いタンパク質を多く含む、低脂肪・低カロリーなドッグフードです。

主原料には肉や魚、その中でも低脂肪の動物性原料が全体の50~70%を占めているものがおすすめです。

低脂肪・低カロリーについては、脂肪量10%前後・カロリー340~370kcalあたりを目安に選ぶといいでしょう。
小型犬であるフレンチブルドッグの体重1kgの増加は、体重50kgの人が5kg増量したのと同じことを意味します。万病のもとである肥満にならないためには、細やかな体重管理が欠かせません。

オメガ3&6脂肪酸配合のものを選ぶ

フレンチブルドッグは皮膚が弱く、皮膚炎や皮膚病になりやすい犬種と言われています。

そのため、皮膚トラブル対策に有用な必須脂肪酸、中でもオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸配合のドッグフードを選ぶのがおすすめです。

オメガ6脂肪酸は皮膚のバリア機能を高め、オメガ3脂肪酸は炎症抑制作用を持つ成分と言われているので、これら2つの成分がバランス良く配合されたドッグフードが、フレンチブルドッグに向きと言えるでしょう。

ただ、オメガ6脂肪酸を含むドッグフードは多くあるものの、オメガ3脂肪酸を含むものはあまりありません。

フレンチブルドッグ用のドッグフードは、特にオメガ3脂肪酸が配合されているかに注目して選びましょう。

オメガ3脂肪酸を含む亜麻仁油や魚油などの原料が入っているかどうかを、必ずチェックしましょう。

関節軟骨成分配合のものを選ぶ

フレンチブルドッグは、膝関節が外れる膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)や椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。

膝蓋骨脱臼に関しては、大型犬よりもフレンチブルドッグなどの小型犬の方が病気のリスクが高いと言われているため、骨や関節をサポートする成分が配合されているドッグフードがフレンチブルドッグ向きです。

関節軟骨成分として知られるグルコサミン・コンドロイチン・コラーゲン・ヒアルロン酸などが配合されているドッグフードを選んであげましょう。

また、最近、関節に良い新成分としてMSM(メチルスルフォニルメタン)が配合されたドッグフードが増えています。

アミノ酸構成要素のひとつであるMSMは、関節痛を緩和してくれる働きを持つ有用な成分です。

グルコサミン・コンドロイチン・コラーゲン・ヒアルロン酸・MSMなどが配合されているかどうかも、ドッグフードを選ぶ際にチェックすべき項目です。

不要な添加物が配合されていないものを選ぶ

大切な愛犬が日々食べるドッグフードは、できるだけ添加物が少ないものを選ぶと安心です。

もちろん市販のドッグフードに含まれるのは、健康上問題ないことが立証された量の添加物だけです。

ただ、添加物の摂取は少量であっても胃腸に負担をかけやすく、消化不良などを引き起こすことがあります。

愛犬の健康を願うなら、不要な添加物ができるだけ使われていないドッグフードを選んであげましょう。

避けたほうが良い添加物の具体例を示したのが以下です。

BHA、BHT、エトキシン、没食酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、ポリリジン、亜硫酸ナトリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、プロピレングリコール、セレン化合物、ソルビトール、グリシリジン・アンモニエート、香料、調味料、膨張剤、二酸化チタン、赤色○号、黄色○号
など。

甘味料や着色料は、不要な添加物の典型例です。

人が食べる食材への使用が禁止されている発がん性を有する酸化防止剤BHA・BHT・エトキシンなども、避けるべきです。

一方で、栄養を補ってくれる栄養添加物や、保存性を良くしてくれる酸化防止剤など、良い効果をもたらしてくれる添加物もあります。

無添加にこだわり過ぎると、保存状態の悪いドッグフードを与えることにもなりかねないので、ドッグフードの購入頻度なども考慮し、必要な添加物と不必要な添加物を見極めることが大切です。

フレンチブルドッグにおすすめのドッグフード5選

フレンチブルドッグの特徴を踏まえて調査をした結果、以下5つのドッグフードをおすすめします。

商品名 形状 主原料 カロリー(100gあたり) 価格(税込) こんな子におすすめ
モグワン ドライフード チキン&サーモン 361.5kcal 4,708円(1.8kg) お腹が弱い子・食いつきが悪い子
カナガン ドッグフード チキン ドライフード チキン生肉・乾燥チキン 376kcal 4,708円(2.0kg) お腹が弱い子・食いつきが悪い子
フィット&トリム ドライフード 新鮮鶏肉 353kcal 9,800円(2.0kg) 体重が気になる子
ベーシックフォーミュラ ドライフード ラム生肉・ラムミール 320kcal 3,740円(1.59kg) 体重が気になる子
ウェルケア(フレンチブルドッグ専用) ドライフード 肉類(鶏肉・チキンミール) 335kcal 1,945円(4.5kg) 犬種ならではの悩みをトータルケアしたい子

以下では、それぞれのドッグフードの詳細を紹介しています。

モグワン

モグワン
公式URL:https://www.mogwandogfood.co.jp/

形状 ドライフード
対象年齢 全年齢
主原料 チキン&サーモン(生肉・乾燥肉)56.5%
カロリー/100g 361.5kcal
必須脂肪酸 オメガ3脂肪酸:1.18% オメガ6脂肪酸:1.63%
関節軟骨成分 グルコサミン・MSM・コンドロイチン
添加物 人工添加物不使用
価格(税込) 4,708円 1.8kg
原産国 イギリス

ヒューマングレードの原材料を贅沢に使用した全犬種・全年齢対応のドライタイプのドッグフードです。

ドッグフードの50%以上に、新鮮なチキンやサーモンを中心とした動物性タンパクを配合。高タンパク且つグレインフリーなので、お腹が弱い子にもぴったりです。

また、ココナッツオイルやリンゴ、カボチャなどの野菜やフルーツをたっぷりと使用しており、栄養も満点です。

関節サポート成分はもちろん、サーモン由来のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているところも、フレンチブルドッグ向きです。

手作りレシピを再現した味の良さにも定評があり、食いつきが悪い子にもおすすめです。
グレインフリー・着色、香料不使用
モグワンはこちら

カナガン ドッグフード チキン

カナガン
公式URL:https://www.canagandogfood.co.jp/cart

形状 ドライフード
対象年齢 全年齢
主原料 チキン生肉26%・乾燥チキン25%(肉類含有量60%)
カロリー/100g 376kcal
必須脂肪酸 オメガ3脂肪酸:0.90% オメガ6脂肪酸:2.80%
関節軟骨成分 コンドロイチン・グルコサミン・MSM
添加物 人工添加物不使用
価格(税込) 4,708円 2.0kg
原産国 イギリス

放し飼いでのびのびと育った鶏の生肉と、高タンパクの乾燥チキンを主原料に使ったドライタイプのドッグフードです。

ドッグフード全体の50%以上を肉類が占めています。

また、グレインフリー仕様で消化が良く、お腹に良いオリゴ糖や関節サポート成分を配合。

皮膚トラブル予防に効果があるとされるオメガ3&6脂肪酸もしっかり含まれているので、フレンチブルドッグにぴったりです。

さらに、粒が小さめで中心に穴が空いているので、小型犬であるフレンチブルドッグでも噛み砕きやすくなっています。

香りの良い食べやすいドッグフードです。食いつきの悪さに悩んでいる愛犬にもおすすめです。
グレインフリー・香料、着色料不使用
カナガンはこちら

オリジン フィット&トリム

オリジン フィット&トリム
正規代理店URL:https://trumpets-shop.jp/

形状 ドライフード
対象年齢 成犬・シニア犬
主原料 新鮮鶏肉 (25%), 生の丸ごとニシン (6%), 生七面鳥肉 (6%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (6%), 生の丸ごとヘイク (5%), 生の丸ごとサバ (5%), 新鮮卵 (5%), ディハイドレート鶏肉 (4%), ディハイドレートサバ (4%), ディハイドレートイワシ (4%), ディハイドレートニシン (4%), ディハイドレート七面鳥肉 (4%), ディハイドレート白身魚 (4%)
カロリー/100g 353kcal
必須脂肪酸 オメガ3脂肪酸:0.9% オメガ6脂肪酸:2.2%
添加物 人工添加物不使用
価格 2.0kg:税込み9,900円(Amazon参考)
原産国 カナダ

主原料にタンパク質を豊富に含む新鮮鶏肉を使ったドライフードです。

脂肪や炭水化物の量を制限した独自レシピを採用している点も、体重管理が難しいフレンチブルドッグにぴったり。

また、穀物は一切使わず、低GIの野菜や果物などを贅沢に使用しているのも特徴です。

使う食材にとことんこだわって作られています。

その分値段が少し高めですが、価格以上の価値がしっかり詰まったドッグフードです。
こだわりの原材料を使用
オリジンはこちら

ナチュラルハーベスト ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール

ナチュラルハーベスト ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール
公式URL:https://natural-harvest.co.jp/

形状 ドライフード
対象年齢 成犬・シニア犬
主原料 ラム生肉(Fresh Lamb)・ラムミール
カロリー/100g 320kcal
必須脂肪酸 オメガ3脂肪酸:0.6% オメガ6脂肪酸:1.3%
関節軟骨成分 コンドロイチン・グルコサミン
添加物 人工添加物不使用
価格(税込) 3,740円 1.59kg(Amazon参考)
原産国 アメリカ合衆国

嗜好性の高いラム肉を贅沢に使ったドライフードです。

低脂肪・低カロリーで、代謝を促す成分カルニチンが配合されているため、体重が気になるフレンチブルドッグに特におすすめです。

また、真空パックされた状態で届く、品質に対する安心感の高さも魅力です。

小型犬が食べやすい小粒タイプなところも嬉しいポイントです。

ウェルケア フレンチブルドッグ専用

ウェルケア フレンチブルドッグ専用
公式URL:https://www.yeaster.co.jp/d/wellcare_dog/index.html

形状 ドライフード
対象年齢 全年齢
主原料 肉類(鶏肉・チキンミール)
カロリー/100g 335kcal
必須脂肪酸
関節軟骨成分 コラーゲン・グルコサミン
添加物 人工添加物不使用
価格(税込) 2,018円 4.5kg(Amazon参考)
原産国 日本

口や鼻の形が特徴的なフレンチブルドッグに合わせて設計された、離乳期から高齢期まで、オールステージで使える専用フードです。

健康維持に必要な栄養素に加えて、ヌクレオチドやグルコサミン、コエンザイムQ10などを配合。免疫や関節の健康維持など、フレンチブルドッグが抱えがちな悩みをしっかりサポートしてくれます。

また、国内工場で製造され、合成着色料・合成保存料・酸化防止剤不使用の安心感も魅力です。

免疫や生活習慣、関節、お腹の健康に加えて、眼の健康維持に配慮したシニアステージに入ったフレンチブルドッグ専用のウェルケアもあります。

フレンチブルドッグ専用フードと全犬種用フードの違い

専用フードはその名の通り、それぞれの犬種のために開発されたドッグフードです。

その犬種がかかりやすい病気や体質を考慮した成分が配合されているのが特徴です。

フレンチブルドッグ専用フードの場合、皮膚や消化器系の働きをサポートしてくれる成分が配合されていることが多いです。

筋肉質な体型維持に必要なタンパク質が多め、低脂質な設計のものも多くなっています。

また、多くの専用フードが、フレンチブルドッグが食べやすい粒の形やサイズにこだわった作りとなっています。

ただ、全犬種用フードの中にも、フレンチブルドッグにぴったりなものはたくさんあります。

フレンチブルドッグと一口に言っても、ライフスタイルや体質、体型はさまざまです。

犬種専用かどうか以上に、愛犬に合ったフードを選ぶことが大切です。

どのフードをあげるかで、愛犬の健康状態は大きく変わってきます。成分表をくまなくチェックし、期待できる効果を理解した上でドッグフードを選びましょう。

フレンチブルドッグの1日の給餌量や回数

フレンチブルドッグに1日にあげる給餌量と回数それぞれの目安を、以下にまとめました。

1日の給餌量

フレンチブルドッグの体重から、1日の給餌量の目安を簡単に計算できます。

具体的な算出方法を示したのが以下です。

  • 安静時のエネルギー要求量を算出:RER(kcal)=30×体重+70
  • 1日に必要なエネルギー量を算出:DER(kcal/日)=RER×係数
  • 1日必要な給餌量を算出:給餌量(g/日)=DER÷フード1gあたりのカロリー

2つ目に使う係数は、愛犬の年齢や体型を参考に、以下の数値を使います。

ライフステージ 係数
子犬(4ヶ月未満) 3.0
子犬(4~9ヶ月) 2.5
子犬(10~12ヶ月) 2.0
成犬(避妊・去勢をしていない) 1.8
成犬(避妊・去勢をしている) 1.6
肥満傾向 1.4
妊娠中(初めの42日間) 1.8
妊娠中(43日目以降) 3.0
授乳中 4.8
老犬(7歳以上) 1.4

特に子犬の成長は目覚しく、日々体重がめまぐるしく変化していきます。こまめに体重を測って給餌量を算出し直すのがおすすめです。

この式から算出された給餌量は、あくまで目安です。実際の愛犬の様子を見ながら、微調整してあげましょう。

1日に餌をあげる回数

フレンチブルドッグに餌をあげる回数の目安は、年齢によって変わります。

年齢別で目安となる回数をまとめました。

ライフステージ 1日に餌をあげる回数
2~3ヶ月 4回
4~5ヶ月 3回
6~7ヶ月 2~3回
8~12ヶ月 2回
成犬(1~7歳) 2回
老犬(7歳~) 2~3回

消化器官が未熟な1歳未満のフレンチブルドッグには、少量ずつ餌をあげる必要があります。

また、消化器官が衰えてくるシニア犬も、1日の餌の回数を2~3回に分けるのがおすすめです。

これにより、食べるたびにかかる消化器官への負担を減らせます。

成長の仕方は個体差が大きい部分です。月齢にこだわらず、愛犬の成長にあった餌のあげ方を心がけましょう。

フレンチブルドッグがドッグフードを食べない理由

フレンチブルドッグがドッグフードを食べてくれない代表的な理由としては、以下の3つが考えられます。

  • 体調不良
  • ストレス
  • 味や香りが気に入らない

それぞれの詳細と対処法を、以下で解説しています。

体調不良

フレンチブルドッグは基本、食いしん坊な犬種ですが、体調不良が原因でドッグフードへの食いつきが悪くなることがあります。

体調不良が原因の食欲不振の場合、急激な食欲低下とともに、それ以外の症状が出ることが多いです。

愛犬の様子に少しでも違和感を覚えたら、かかりつけ医に診てもらいましょう。

また、上顎よりも下顎が長いフレンチブルドッグは、腔内トラブルを起こしやすい犬種です。

歯周病などの腔内トラブルが原因で、餌を食べなくなることもよくあります。

その場合、医師に相談のもと、ドッグフードをふやかしたり小粒のものにするなど、食べやすいものを選んであげるのがおすすめです。
元気がないと食欲が落ちてしまうのは、人も犬も同じです。

ストレス

フレンチブルドッグは、ストレスを感じやすい犬種です。

寒暖差や餌の変化、運動不足、スキンシップ不足など、さまざまな要因がストレスの原因になり得ます。

特に、短頭種であるフレンチブルドッグは、住居の寒暖差に非常に弱いです。

快適な住環境を整えてあげることは、フレンチブルドッグの健康に欠かせません。

ストレスがたまったフレンチブルドッグは、手足をやたらと舐めたり破壊行動を取ったり、お腹の調子を崩すこともあります。

食欲不振とともにこれら症状がひとつでも当てはまったら、考えられるストレスをひとつひとつ取り除いてあげましょう。

愛犬に長く元気にいてもらうためには、日々感じるストレスをできるだけ減らしてあげることが大切です。

味や香りが気に入らない

ドッグフードの味や香りが気に入らないことを理由に、食べたがらなくなることもあります。

人同様、フレンチブルドッグにもそれぞれ好みがあります。

好みでないドッグフードを無理にあげ続けるのはやめて、他のドッグフードを試してみるのも手です。

また、同じドッグフードであっても、フードの酸化を理由に食べなくなることがあります。

特に、犬であるフレンチブルドッグは、人間の1億倍嗅覚が優れています。

人で香りの変化を感じるレベルであれば、すぐにそのドッグフードは処分すべきです。

フレンチブルドッグのご飯にまつわる注意点

フレンチブルドッグにあげるご飯において注意すべき点は、年齢とともに変わってきます。

以下に、年齢別の注意点をまとめました。

子犬期

1歳頃までの子犬期は、日々どんどん成長します。

良質なタンパク質を多く含む食事で、体作りをしっかりサポートしてあげましょう。

成長に必要な栄養素を子犬期にしっかり摂取できていたかどうかは、その後の健康を大きく左右します。

こまめに体重を量り、あげる餌の量・質を調整してあげましょう。

フレンチブルドッグは太りやすい犬種ではあるものの、子犬期にあげる餌の量を制限しすぎるのは厳禁です。成長とともに上がるエネルギー代謝に正しく対応する必要があります。

成犬期

1~7歳ごろの成犬期は、子犬の時より代謝が落ちてきます。

ただ、運動量や筋肉量は増えるので、タンパク質豊富で低カロリーな成犬用ドッグフードがフレンチブルドッグの成犬には合います。

また、フレンチブルドッグの成犬の食事は朝と夜2回に分けるのが理想とされているものの、そのスタイルにこだわる必要はありません。

早食いのクセがあったり、おやつをねだることが多い場合は、食事の回数をもう少し細かく分けるのがおすすめです。

餌の食べ方や便の具合から、今の食事が合っているかを判断できます。

老犬期

7歳以降のシニア期に入ってくると、運動量や代謝が落ちたり、歯周病や口臭など、口腔内の異常が多くみられる時期でもあります。

愛犬の様子を見つつ、シニア用ドッグフードに切り替えてあげましょう。

老犬のフレンチブルドッグには、太りにくく消化器官に負担がかからない、低カロリー・低脂質なドッグフードが合います。

噛む力が弱っていて食が進まないこともあるので、その場合には小粒のものやウェットタイプのドッグフードを選んであげましょう。

年齢とともに病気にかかりやすくなります。食事とは別に、免疫力や抵抗力をサポートしてくれるサプリメントの利用もおすすめです。

フレンチブルドッグのドッグフードに関するQ&A(よくある質問)

以下に、フレンチブルドッグのドッグフードに関するよくある質問をまとめました。

フレンチブルドッグの涙やけはドッグフードで対策できる?

涙やけの原因によっては、ドッグフードで対策できることもあります。涙やけの原因がアレルギー反応によるものなら、原因となる食材が含まれていないドッグフードを選んであげましょう。また、保存状態が悪い酸化したドッグフードが、涙やけの原因になることもあります。涙やけの原因がわからない場合はドッグフードの保存状態も確認してみましょう。

フレンチブルドッグの年間餌代はいくら?

フレンチブルドッグの1ヶ月にかかる餌代の平均値は、3,000円から4,000円ほどです。年間の餌代としては、36,000円から48,000円が相場と言えます。

フレンチブルドッグに手作りご飯はどう?

愛犬に必要な栄養素をしっかり計算した上で手作りしたフードであれば、手作りフードでも問題ありません。

フレンチブルドッグのドッグフードの切り替え方は?

これまでのフードに新しいものを少量混ぜ、徐々に体を慣らしていくと安心です。突然ドッグフードを切り替えてしまうと、消化不良で下痢や嘔吐を繰り返してしまうフレンチブルドッグもいます。 新しいフードを混ぜる割合を毎回少しずつ増やしながら、様子を見てあげましょう。

フレンチブルドッグのドッグフードの保存方法は?

未開封のドッグフードであっても、高温多湿な場所に長時間置いておくと、品質が劣化することがあります。できるだけ湿度・温度の低い直射日光が当たらない場所で保管するのがおすすめです。ウェットフードやセミウェットフードは、1食分に小分けされているものがほとんどなので、開封後すぐに使い切るのが基本です。

肥満気味のフレンチブルドッグにも同じドッグフードで良い?

肥満気味のフレンチブルドッグには、低脂肪・低炭水化物・低カロリーのドッグフードを選んであげるといいでしょう。

ドッグフードが合っているかの判断基準は?

あげているドッグフードが合っているかどうかは、便の状態から判断できます。ドッグフードが体に合っている場合、柔らかすぎず硬すぎない便が出ます。逆にドッグフードが合っていないと、吐き戻しや下痢、皮膚や被毛トラブルなどを起こす場合があります。

フレンチブルドッグ向けおすすめドッグフードまとめ

フレンチブルドッグは、太りやすい上に、皮膚や関節にトラブルを抱えやすいデリケートな犬種です。

健康寿命を伸ばすためには、フード選びのコツを参考に、愛犬にぴったりなドッグフードを選んであげることが重要です。

今回紹介した5つのドッグフードはいずれも、フレンチブルドッグ向きと言えます。

フードジプシーでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ