ドッグフードに多い「鶏肉」のメリットは？注意することは？

ドッグフードによく使われる鶏肉（チキン）ですが、鶏肉ってどんなお肉なのでしょうか。選ぶときに注意することはあるのでしょうか。今回は鶏肉についてまとめてみました。ドッグフードを探している方は、参考にしてください。

ドッグフードに使用される鶏肉は理想の食材

ドッグフードに鶏肉が多く使われるのには、ちゃんとした理由があるのです。鶏肉にはどんなメリットがあるのでしょうか。

嗜好性が高い
鶏肉は嗜好性が高い食材です。鶏肉のドッグフードに変えてから、食いつきがよくなったという声はよく聞かれます。食いつきが悪いと気になっている方は、試してみるのもいいのではないでしょうか。

高タンパク・低カロリー
鶏肉には動物性タンパク質が豊富に含まれています。また、牛肉や豚肉に比べて脂肪分が少なく低カロリーなので、肥満気味の子や老犬にもおすすめです。

コストが安い
ほかの肉に比べて値段が安いということがあります。栄養豊富で値段が安いとなると、まさに理想の食材ですよね。

原材料にかかれている鶏肉ミールとは？

鶏肉を使用しているドッグフードには、原材料の表記が「鶏肉」「チキン」などと表記されているものと、「鶏肉ミール」「チキンミール」と表記されているものがあります。この「ミール」とはいったい何なのでしょうか。

ミールの正体
ミールとは、鶏などのくず肉や内臓、骨などをごちゃ混ぜにして熱を加えて脂肪を除き、圧縮させ細かく砕いて粉末状にしたものです。ごちゃ混ぜにしているものの中には、羽やくちばし、トサカが含まれることもあるといいます。

ミールは危険？
内臓の中には糞尿も残ったままの場合もあるので、強い薬品で消毒されている大変危険なものなのです。特にドッグフードが激安であればあるほど、粗悪な肉や部位が含まれている可能性が高くなります。

ドッグフードの原材料チキンミールの実態～副産物なので危険？ミールって何？～

2017.11.16

鶏肉のアレルギーについて

鶏肉は理想的な食材なのですが、鶏肉にアレルギーがあるという子も意外に多いのです。そんな場合は、ドッグフードに鶏肉が多いのは困ってしまいますよね。低アレルギーとされているものは、ラム肉や鹿肉、魚類を主原料にしたドッグフードです。それらも数多く揃っているのでご安心を。

鶏肉大丈夫という子におすすめはコレ！

• 原材料はすべて人間も食べられるレベルの品質で新鮮なものを使用しています。
• カナガンはグレインフリーにこだわっています。
• 小さなワンちゃんも食べやすい小粒タイプです。

鶏肉アレルギーの子におすすめはコレ！

• アレルギー源になりやすい食材は使わず、長く食べ続けられる安心な食材で作られています。
• 人間も食べられる品質の、生のラム肉をたっぷり55％以上も使用しています。

鶏肉の手作りごはん

「いつも同じドッグフードではかわいそう」という方は、たまには手作りごはんを作ってみてはいかがですか？鶏肉（ささみ）を使った「手作りごはん」を紹介します。

ささみ雑炊
材料…ご飯お茶碗1杯、ささみ3本、人参1/2本、さつまいも1/3本（キャベツなどお好みで）

ささみ豆乳スープ
材料…ささみ3本、人参幅2ｃｍくらい、さつまいも・かぼちゃ1/3本、キャベツ1枚、ささみのゆで汁100cc、豆乳100cc

手作りごはんはそのまま与えてもいいですが、栄養面が心配という方はドッグフードを減らして、トッピングにしてもOKです。みんな食べる前から興奮して、喜んで食べてくれますよ！

ドッグフードの原材料に含まれる「鶏肉」についてまとめ

現在のドッグフードは食材別、犬種別、ライフステージ別などさまざまな種類が揃っています。アレルギーをもっている子などには、食材によって選べるのは嬉しいですが、あまりに数があるとどれがいいのか迷ってしまいますよね。ドッグフードは原材料をしっかり見て不安な要素がないものを選びましょう。

そして、たまには手作りご飯を作ってあげてみてはいかがでしょうか。ドッグフードにはない飼い主さんの愛情がたっぷり含まれていますよ！