小型犬用のドッグフードって、他と比べて何が違うの?

小型犬のドッグフード

現在、ドッグフードにはさまざまな種類があります。小型犬用、大型犬用、またライフステージ別、さらには犬種別などなど…。「ドッグフードってみんな同じじゃないの?」「中身はどう違うの?」と思っている方も多いはず。

そこで、今回は小型犬にスポットをあててみました。

小型犬について

最近はペット可能のマンションも増えて、小型犬に人気が集中している傾向にあります。小型犬はどのような犬なのでしょうか。

小型犬の特徴
小型犬は成犬時の体重が10kg以下の犬のことをいいます。また、5kg以下の犬を超小型犬といいます。昭和の呼び名では座敷犬とも呼ばれ、室内で飼うのに適した犬です。

代表的な犬種
チワワ、トイプードル、ミニチュア・ダックスフンド、シーズー、ヨークシャテリア、マルチーズなどがいます。

小型犬のかかりやすい病気

  • 僧帽弁閉鎖不全症
  • アレルギー皮膚疾患
  • 膝蓋骨脱臼

小型犬が必要な栄養素
基本の栄養素はどの大きさの犬もかわりませんが、小型犬はほかの大きさの犬よりカロリーを多く必要とします。なぜなら、犬は体が小さいほど、体重に対して必要なエネルギーを多く消費するからです。

たとえば大型犬は体重1kgに対して約50kcalのところ、小型犬は約90~100kcal消費するといわれています。ちょこちょこと身軽に動き回るからなのでしょうね。

小型犬用のドッグフードの特徴

小型犬用といわれるドッグフードにはどのような特徴があるのでしょうか。

カロリーは高め
小型犬はエネルギーを多く消費するぶん、カロリーを多く必要とします。また小型犬は、胃や腸など消化器官が小さいのでそんなに多くは食べられません。それらの理由で小型犬用のドッグフードは、カロリーが高めにつくられています。

粒(キブル)は小さめ
小型犬は口もアゴも小さく、噛む力は大型犬と比べものになりません。そのため、かみ砕きやすいように粒が小さめになっています。

小型犬のライフステージによる特徴

同じ小型犬でもライフステージによって、ドッグフードに求められるものが違ってきます。どういうことが求められてくるのでしょうか。

子犬(パピー)期
小型犬の子犬期と呼ばれる時期は、歯が生えてきて離乳食が始まる生後2ヶ月くらいから、成犬になるといわれる生後8~10ヶ月の間をいいます。子犬の時期は体がつくられる成長期にあたり、ライフステージの中でも一番栄養を必要とする時期です。

この時期のドッグフードは、栄養価が高く消化吸収のいいものが求められます。また量が少ししか食べられないので、カロリーがどの時期よりも多めになっています。

成犬期
成犬期と呼ばれるのは、成犬になるといわれる8~10ヶ月から、シニア犬になるといわれる8~9歳ころの間の時期です。ライフステージの中で、最も長い期間となります。この時期のドッグフードは主に健康維持が求められます。

シニア(高齢犬)期
シニア期は、シニアになるといわれる8~9歳ころからの時期をいいます。この時期は、運動能力が落ち基礎代謝も低下するため、カロリーを少し抑えたドッグフードになっています。

また、関節なども弱くなってくるのでグルコサミン、コンドロイチンなど関節をサポートする成分が求められます。

小型犬のドッグフードを選ぶポイント

小型犬に適したドッグフードを選ぶポイントは4つです。

高タンパク質
主原料が肉や魚になっているものは、犬に必要な動物性タンパク質が豊富に含まれます。少しの量でもたくさんのタンパク質を摂れるように、肉魚がメインの高タンパクなドッグフードを選びましょう。

高カロリー
小型犬は、ほかのどの大きさの犬よりもエネルギーを使います。高カロリーのドッグフードを選びましょう。

粒(キブル)が小さめ
小型犬は口やアゴが小さいのでかみ砕きやすいように、キブルは小さめものを選びましょう。

無添加
保存料や着色料などの添加物は、犬に危険なものも含まれています。またアレルギーの原因にもなります。アレルギー疾患になりやすい小型犬には、無添加のドッグフードを選びましょう。

小型犬におすすめのドッグフードはコレ!

ファインペッツ極
ファインペッツ極(きわみ)
おすすめポイント

  • 高タンパクであること
  • 高カロリーであること
  • 粒(キブル)が小さめであること
  • 無添加であること

1袋1.5kg入り 5,278円 → お試しパック1,000円(税抜)

ファインペッツ極は、人間も食べられるレベルの新鮮で良質な材料だけで作られています。粗タンパク質は36%と高タンパク、カロリーは440kcal/100gと高カロリー、もちろん無添加です。おまけに粒の大きさも約8mmと小粒、小型犬にぴったりのドッグフードです。

また、グルコサミン、コンドロイチン配合なのでシニア犬にも安心して与えられますよ。

小型犬のドッグフードまとめ

小型犬用は小型犬の体質や特徴の、理にかなったドッグフードなのですね。しかし、その理屈がちゃんとわかっていないと危険なこともあります。たとえば、肥満気味の子に小型犬用を与えていると、カロリーオーバーになってしまいます。

小型犬だから小型犬用ではなくて、それぞれの子に合ったドッグフードを選んであげてくださいね。