ドッグフードは子犬用、成犬用など色々とわかれていますが、「いつから成犬になるの?」「子犬用と成犬用って何が違うの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、成犬用のドッグフードについてまとめてみました。切り替えるタイミングやドッグフードを選ぶポイントなど、参考にしてみてください。
お品書き♪
成犬が必要な栄養素
一般的に成犬期はライフステージのうちで最も長いといわれています。では成犬の必要とする栄養素はどんなものがあるのでしょうか。
動物性タンパク質
子犬、成犬、シニアと全てのライフステージに欠かせないのが動物性タンパク質です。タンパク質は骨、筋肉、被毛、血液など、犬の体をつくる大事な栄養素です。特に子犬用はこれから体がつくられていく成長期なので、栄養価が高くなっています。また食べる量も少ないので、少しの量でも十分に栄養が摂れるようになっているのです。
成犬期になると成長期を終えて、次に健康を維持することが必要になってきます。子犬ほど多く必要としませんが、メインの栄養素です。
脂肪
脂肪も体組織をつくる大切な栄養素です。ただし摂り過ぎは肥満の原因や、すい臓疾患などの原因にもつながるので、バランスよく摂ることが大切です。
炭水化物(糖質)
人間の場合炭水化物は重要なエネルギー源ですが、犬の場合人間ほどではありません。ただし、不足すると低血糖を起こす場合があります。
ビタミン
体の代謝を整える重要な栄養素です。老化防止や、免疫力を高める働きをします。
ミネラル
カルシウム、リン、鉄分など骨の形成などに必要な栄養素です。こちらもバランスが重要になります。
水
生命維持に水は欠かせません。臓器の働きや体温調節などの役割を果たします。
カロリー
子犬用のドッグフードは、成犬用・シニア用と比べてカロリーが高めにつくられています。そのため、子犬用をそのままあげていてはカロリーの摂り過ぎになってしまいます。ベストな体型を維持して、健康を保ちましょう。
成犬用ドッグフードへの切り替えのタイミング
では、いつから成犬用のドッグフードに変えればいいのでしょうか。実は体の大きさによって大きく変わります。
超小型・小型犬(10kg以下)
約8~10ヶ月が切り替える目安となります。
超小型や小型犬はだいたい8~10ヶ月で成犬になるといわれています。それくらいを目安に切り替えていくといいでしょう。
中型犬(10~25kg)
約12ヶ月が切り替える目安となります。
中型犬は小型犬より成犬になるのが遅いといわれます。
大型犬(25~40kg)
約18ヶ月が切り替える目安となります。
大型犬は、成犬になるまではゆっくりとしたスピードで進んでいきます。しかし、その後老いていくスピードは速くなり、約7歳で老犬になるといわれています。
超大型犬(40kg以上)
約24ヶ月が切り替える目安になります。
超大型犬は大型犬よりも成犬になるのが遅く、また老いていくのはもっと早く、老犬になるのは約5~6歳といわれています。
個体差はありますが、超小型犬と超大型犬では、成犬になるのに約16ヶ月も差があります。自分の愛犬が、どのスピードで年をとっていくのかを知っておく必要があります。
ドッグフードを切り替える時の注意点
子犬の時期は胃や腸が未熟なので、子犬用フードは消化しやすいものになっています。そのため急に成犬用に変えると、胃腸に負担がかかり下痢をしてしまうことがあります。
フードを切り替えるときは、一気に変えないで子犬用に少しずつ成犬用を混ぜていき、1週間から10日くらいかけて成犬用にしていきましょう。犬のお腹は意外とデリケートなのですよ。また、成犬用からシニア用に変えるときも同様に変えていきましょう。
成犬用のドッグフードを選ぶポイント
成犬用のドッグフードを選ぶときに気をつけるポイントは3つです。
高タンパク質
主原料が肉や魚になっているものは、犬に必要な動物性タンパク質が豊富です。肉魚がメインのドッグフードを選びましょう。
低アレルゲン
小麦やトウモロコシ、牛肉、豚肉はアレルギーになりやすいといわれます。原材料にそれらを含まない低アレルゲンのものを選びましょう。
無添加
保存料や着色料などの添加物には、犬に危険なものも含まれています。また涙やけの原因になったり、アレルギーの原因になったりといいことは何もありません。無添加のものを選びましょう。
成犬におすすめのドッグフードはコレ!
ドッグフード カナガン
おすすめのポイント
- 高タンパク質であること
- グレインフリーであること
- 無添加であること
カナガンのドッグフードは人間も食べられるレベルの新鮮な原材料だけを使い、粗タンパク質が33%と高タンパクです。またグレインフリーで添加物も一切使用していません。まさに成犬にとって理想的なドッグフードです。
成犬用ドッグフードまとめ
子犬用と成犬用のドッグフードの違い、わかっていただけましたでしょうか?ライフステージに合わせて、ドッグフードを変えていく必要があるのですね。ただし、成犬はみんな同じではありません。その子その子に合ったドッグフードを選びましょう。